茅原実里ライブ2017 弦楽四重奏の調べ&BOUNENKAI セットリストと感想など

茅原実里

12月27日は舞浜アンフィシアターにて、みのりんのライブ「Minori Chihara Live 2017 弦楽四重奏の調べ & BOUNENKAI」に参加してきました。8月のサマドリ5の最終日で告知のあったとおり、2本立てのライブですわ。

年末ですが、27日は世間ではまだ仕事納めになっていません。が、26日に早じまいして、ちょっと早めの年末年始休暇。この休暇中にライブが4本控えていて、その1本目と2本目が本公演になります。

 

11時半頃に舞浜駅にて同行の友人と合流して、イクスピアリのフードコードで昼飯。物販があるのですが、旗だけ買えればいいと割り切って、開演30分くらい前の13時半前までしゃべくっていました。

それで、余裕カマした雰囲気でアンフィシアターに入場し、物販列に並ぶと、「今から並んでも開演に間に合わないかもしれません」とスタッフが言っている。ちょいと迷いましたが、昼の部の「弦楽四重奏の調べ」では旗曲がないことが知らされているので、並ぶのをやめて席に着きました。

昼の部の席は右端ですが前から3列目なので、良席と言ってよいでしょう。会場を見渡すと、お客さんの入りは6割くらいか。年末の締めの時期に休むのは世間一般的には難しいのか…

 

弦楽四重奏の調べセットリスト

14時03分頃開演。円形舞台の左側から大先生、体格が特徴的な向井さん、そして女性2名の演奏者に続いて、みのりんが登場して始まり。

01. Voyager Train
02. SELF PRODUCER
03. サクラピアス
04. Fragment ~ Shooting star of the origin
05. Say you?
06. Last Arden
07. 向かい風に打たれながら
08. mezzo forte
09. この世界のモノでこの世界の者でない
10. PRECIOUS ONE
11. 会いたかった空
12. YELL ~あなたのそばで~

≪アンコール≫
13. 雨音のベール
14. Paradise Lost
15. purest note ~あたたかい音
(16時20分頃終演)

 

感想など

みのりんの第一声は「Minori Chihara Live 2018 弦楽四重奏の調べ…」に聞こえたような気がするのだが、最後までそのままだった。

弦楽四重奏ということは、当たり前だが全編アコステになる。そうすると、ふだんのバンド演奏と比べてどうしても音の少なさを感じてしまう。今回アレンジを担当した大先生もその点を認識していて、できるだけ音の少なさを感じさせないアレンジにしたらしい。

その結果、難しい譜面になってしまって、リハーサルでは「だれがこれ書いたんだよ」と自分でツッコむ場面があったらしい。

 

昼の部は終始着座なので、コールや掛け合いなどが混ざることなく、歌声と演奏を楽しむことができた。音が少ないということは、必要な音だけが残っていることだろうか。シンプルになった楽曲を聴く機会だったといえるかもしれない。

初期のシングルB面やアルバム「Contact」の曲は弦楽四重奏のアレンジになっても、まるでそれが原曲のように聴ける。「Fragment」「Say you?」「Last Arden」「mezzo forte」…あたりはいいと思うぞ。

さて、このメンバーで注目どころはチェロの向井さんが何をしゃべるかということ。2013年の FC イベントでのアコースティックライブに出演したときに「今度は旗振りをしたい」と訴えていたのであった。

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そして今回はどうかというと、前回140kg以上あった体重をダイエットして 15kg 落としたそうだ。ダイエットを決断した理由の一つが腎臓結石になったことだととか。陣痛の次に痛い激痛だそうで、しかもそれが本番中だったらしい。……と、ここには書けないくらい腎臓結石トークが続く。

もう一つはみのりんのブログにも載っていた椅子を壊した事件。ブログには「壊した」とは書いてなくて、「不具合が起こった」であったが、壊したことに変わりないのだろうヾ(^^;ぉぃぉぃ

それを踏まえてか知らないが、今日の椅子は新品だ。もし途中で壊れたときに備えて、椅子に加工(木を置くだったか、木を挟むだったか…)することを斉藤Pが勧めたらしいが、断固としてそれを拒否したらしい。自分の椅子だけ木が入っているのが見えるのがイヤだったらしい。

それだけでは話が終わらず、所属している関西フィルハーモニーの演奏会中に椅子を壊したエピソードを披露。…と、ここには書けないくらい椅子壊しトークが続く。

ここまで来ると、みのりんのライブなのか、向井航トークショーかわからなくなってくる。あとでツイッターで知ったことだが、50分も押してしまっていたらしい。終演は16時20分だったから、予定では1時間半の公演で、15時半に終わる予定だったのか!

…というわけで、予想通り、向井航トークショーの感想になってしまった。

 

 

終演後はすぐ退場して、さっき並ぶのをやめた物販列につく。しかし、旗は昼夜両方の部のものが売り切れ。ここ2回ほどのサマドリもそうだったみたいだが、旗の準備数を絞っているように思う。「深刻な旗不足」と言われた Parade ツアー以降、旗は必需品となり十分な数が用意されてきたと思うが、使うことが前提のグッズが人数分ないというのは良くないので再考してほしいものである。

夜の部の BOUNENKAI は予備に持って来たサマドリ5 の旗を使うことにしよう。

その夜の部は開演19時なので、まだ2時間半近くも時間がある。早めの晩飯を食して夜の部に備える。

 

BOUNENKAI セットリスト

夜の部の席は左側のやや後方。舞浜アンフィシアターは河口湖ステラシアターと同じく円形の座席配置なので、後方であってもあまり距離を感じない。

(19時05分開演)
01. Contact
02. Voyager Train
03. ふたりのリフレクション
04. Little Wing
05. COME ON!
06. ミラクルバング!
07. SAY YES
08. 旗曲全曲メドレー
FLAGSHIP FANFARE、Best Mark Smile、Joyful Flower、アイノウタ、Lust March!!
09. 光
10. X-DAY
11. 蒼い孤島
12. 輪舞-revolution-
13. Paradise Lost

≪アンコール≫
14. みちしるべ
15. Contact 13th
16. Freedom Dreamer
(21時50分頃終演)

 

感想など

冒頭の「Contact」に続く流れは、「詩人の旅」を期待していた。2008年のアニサマで歌ったような、この2曲のつながりに鳥肌が立つような気分の高揚を感じるのだが、パチンコで言うところのスーパーリーチを外された気分だった。

続く「ふたりのリフレクション」は久しぶりな気がする。最後の歌詞を「みんなの~」に変えて歌うのはお約束。

 

「Little Wing」はプラネットワルキューレの主題歌。両国国技館のライブで映像紹介があって、それ以降は新しいコンテンツが公開されることなく開店休業状態になっている。プロジェクトが動いているのか長らく謎であったが、あれは2話で一応終わっている、という話がみのりんからあった。

2話で終わっていた…って、一人9役とか、「君がくれたあの日」の新録とかあって、これから新録曲が増えていくのかとずーっと期待していたのに、なんだかはしごを外された気分だった。お客さんからは斉藤Pに続編を期待する声が出ていた。

 

「蒼い孤島」や「輪舞 -revolution-」を久しぶりに歌った一方で、不動のど定番の座を守り続けてきた「純白サンクチュアリ」がセットリストから消えた。昼の部にもなかったし、夜の部ではアンコールにも登場しなかった。

これは100公演目を境にど定番の座から外すという決断をしたのか、それとも MC がグダグダで長引いてしまったために、本来ならダブアンで用意していたにもかかわらず時間不足でやめてしまったのだろうか?

 

なぜチャゲ&飛鳥の「SAY YES」があるかというと、この日の公演はみのりん単独では101回目と102回目に当たる。「101回目」というとバブル期に流行した某トレンディードラマが思い出される。そのドラマで武田鉄矢が演じたセリフ「僕は死にましぇーん!」を大先生が真似てこの曲が始まった。

みのりんのファンもご多分に漏れず高年齢化している感があるが、この「101回目のプロポーズ」を知らない人達もいるのだろうか?

 

旗曲全曲メドレーでは久しぶりに「アイノウタ」が登場。これは I’ve のメンバーが作った曲なので私としては注目していた。しかし、イマイチ定着しなかったように思う。前にも書いたが、「FLAGSHIP FANFARE」を映像化した商品が発売されておらず、予習することができない。せっかく歌ってくれてもあやふやな記憶のみで自信を持って旗を振れないのでは、ライブを心底楽しめないと思うぞ。

 

アンコールでは大きく2つの告知アリ。1つは3月に東名阪でみのりんを座長とする朗読劇公演。もう1つは4月7日に出雲大社で奉納公演。後者については「ご縁があって」とみのりんは言っていたが、2017年のお奈々さんに続いてこの流れ。お奈々さんのマネ…なんてゲスなこと言うつもりはないが、何が動いてこの2人を「誘致」したのだろうか。

出雲大社は遠方なのでパスする予定だが、朗読劇はあやひやひよっちも出るので、こちらは何とか参加したい。会場のキャパが400人程度というのが読みづらい点ではある。

4月にライブがあるから、ファンクラブイベントはその先になるのだろう。会期は5月末までだから、あるとすれば GW あたりになるのだろうか。

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