標記の通り、堀江由衣さんのポスターお渡し会に参加してきました。開催日は東京では2024年9月7日で会場はアニメイト池袋店。各回150人で三回回し。翌9月8日は大阪でした。大阪では各回100人で二回回しだったようです。私は東京の3回目に参加しました。
8月下旬のノロノロ台風10号が過ぎ去ったあと、9月に入り少し気温が下がったかなと思ったのも束の間、7日の東京の最高気温は34度予報。再び猛暑が戻ってきました。保冷バッグと保冷剤、水分補給のポカリスエットで池袋へ向かいます。
さて、この手の接近イベントはそう頻繁にはありません。ましてほっちゃんの場合はレア。前回は「文学少女の歌集」の発売記念で2019年8月でした。コロナ禍があったとはいえ、ちょうど5年ぶりのお渡し会イベント。
それゆえ、どうしても当選したいわけで、ならば「何枚積むか?」という財力と読みの戦いとなる。各人の経験や噂話の都市伝説があるようです。
あとづけの話ですが少し考えてみます。東京と大阪では人口が違うから競争率は違うだろう。東京では同日開催のゆかりんのライブとハシゴしたい人がいるはず。ハシゴしたい人は1回目か2回目でないと無理。ハシゴしない人は3回目でもOK。重複当選なし……等々の条件はありますが、簡単のため競争率が3倍と見積もってみよう。つまり申込1回ごとの当選率が1/3と仮定します。当選率を95%より大きくするための積む枚数 n は 1 – (2/3)^n > 0.95 を満足する。簡単な対数計算で n を求めると積む枚数は8以上となります。ただ私の感覚では競争率3倍の見積りは辛目だと思っています。
あくまでこれは計算上の話であり、100枚積んでも当選率は100%にならないので、やっぱり前回に続いて参加できたのは幸運だったといえます。
前説
クラブアニメイトの画面で当選確認と身分証 (マスク外して顔チェック含む) の確認を済ませて、所定の番号の席に座る。座席の並びは各列11名で計150名のようだ。会場には『文学少女の歌集III』が流れている。開演の17時30分まで待つ。
司会はキングレコードの山田さん。林さんは緊急で有楽町にて打合せらしい。注意事項説明のあと、ほっちゃんを呼び込む。
ほ:あらためまして、堀江由衣です。(ひときわ大きな拍手)
(『笑っていいとも』でタモリがやっていた拍手の締め。チャッ、チャッチャッ、チャ)
司会:3回目のお客さんの拍手が大きくて驚き。
ほ:朝のお客さんは眠そうだった。
司会:5年ぶりのお渡し会。前回参加した人? (挙手)
ほ:初めての人? (挙手)
ぽ:私は初めてだけど、他の人はある?
ほ:絶対挙げてないw
ほ:さっき保志さんのお渡し会に行った人がいた。
ほ:他の人のお渡し会、いっさい行ってない??
司会:今回はお渡し会がフレッシュな皆さんで
司会:アルバム撮影の話。ジャケット撮影は長崎でした。長崎、行ったことありますか?
ほ:長崎は初めて。(会場に) 長崎の人、いる? (挙手→いる!)
ほ:アルバムの場所、行った? 前から知っていましたか?
ほ:初めて行って、とってもいいところでした。観光に力を入れているみたいです。
司会:日本一海に近い駅があって、これから渡すポスターにも載っています。
ほ:(会場に) 貼ってあったポスター?
司会:発売用に作ったポスターです。
ほ:すごく開けていました。海が真後ろにある駅。長崎は全て曇りの日でした。
ほ:それが逆に不思議な写真になりました。あの世みたいな素敵な写真。それはそれでよかったです。
ほ:新幹線で福岡へ行って、バスが待っていてくれて長崎へバスで3時間。8時間かかりました。飛行機の人は1時間くらい?
司会:衣装でお気に入りのはありますか?
ほ:浴衣かな? それだけかw
ほ:リボンしている写真、麦わら帽子。
ほ:なんだろなー 浴衣着るとテンションが上がる。
ほ:撮影は3月か4月でした。
ほ:今年初めての浴衣……って着ないんですけどw
司会:制作期間にはイベントがたくさんありました。キンスパ、FCイベント。
ほ:FCイベントがあるので、レコーディングのスケジュールを一切押せない。
ほ:FCイベントは何も知らずに舞台の上に立ちました。
ほ:急に暗闇から入って、椅子が…(みんなが) 椅子に座っている。
ほ:私は楽しいけど、スタッフが嫌そうでしたw
ほ:「これやったら、堀江さん、嫌そうかな?」って
司会:楽しくイベントを……
ほ;ネタバレになるので私に相談できない。
ほ:(スタッフが) 諏訪さんに「どうします? これ堀江さんが激怒したら…」 「いや、喜んでいるよ」って
ほ:文学少女の歌集のIとIIを全曲、その日のうちにIIIの先行販売。この流れどうですか? 大変でしたよ。
ほ:IとIIあわせて24曲、フルライブですよ。
司会:IIIの楽曲の件。「遠雷」
ほ:美しい方のあさのますみ先生の作詞。
司会:納期が迫っていました。
ほ:あさのさんと詩の打合せをLINEでしていました。そのとき私はアニメイトにいてグッズを買っていました。
ほ:(アニメイトにいたことを) あさのさんにはどうしても言えなくて、そんな中、「遠雷」が生まれて、私はアニメイトを思い出します。
司会:常務の三嶋さんがプロデュースしてくれました。マイナーアップの曲を歌ってみていかがですか?
ほ:マイナーアップの曲は聴くけど、歌うことはないです。難しい。
司会:三嶋さんもご満悦です。
ほ:(遠雷は) 人気あります。
司会:お客さんの人気も出ています。
ショートコント〜お渡し会の進め方
司会:皆さん緊張されていると思いますので、お渡し会の緊張を事前にほぐします。
ほ:1部、2部で「これ、おしいよ」というのがありました。
ほ:ここを押さえれば大丈夫です。シミュレーションしてみる?
司会:まず、もの足りない例です。
司会:「次の方どうぞ」と言われてゆっくり歩くのはもったいない。
ほ:この時間がムダ。少し早めに歩く。
司会:この間に「こんにちは」か「こんばんは」と言う。
図1. もの足りない例と改善方法
ほ:自己紹介してくれると嬉しいな。
ほ:「キングレコードの…」って必要か? 「山形県から来ました…」って必要か?
ほ:できるだけコンパクトに。
ほ:皆さんの近況報告を聞くのが好き。受けるの好き。
ほ:「池袋でチラシをもらって」 ← どうでもいいw
司会:「彼女に振られて慰めてほしい」 ← 何をすればいいのかわかる。
ほ:「アルバムで一番大変だったレコーディングは?」 これはどこかで答えているかもしれません。
ほ:質問をしてもらえたら、これが世界であなただけの質問になります。
ほ:……私がそんな存在でもないけど
ほ:逆にあんまり難しいこと聞かれても……昨今の世界情勢とかw 私が答えられるもので。
司会:頭が真っ白になる人もいます。
ほ:頭が真っ白になって「えっと…えっと…」
ほ:メモ用紙を見ながらでもいいです。お待ちの間にメモを取ってもらって。
ほ:聞きたいことや報告もない人は世間話をしてもらえたら。
ほ:世の中で言われているほど怖くないですからw
前説終了は17時53分。お渡し会の準備のため、ほっちゃんはここでいったん引っ込む。
お渡し会 本編
私の順番は全体の3分の2くらいの位置。前から列の半分ずつ呼ばれ、会場後方にあるお渡しスペースに案内される。今回のお渡し会は別室での「圧迫面接」方式となる(笑。手荷物を席に置いたまま手ぶらで並ぶ。貴重品以外のポケットの中のものも持ち込めない。何かを出すという行為がNGらしい。名札はOKだったのかよくわからない。スタッフに外すよう言われた人、何も言われなかった人がいたらしい。
その間、BGM として『文学少女の歌集III』が流れている。「まじめにムリ、すきっ」がまさに待機中の気持ちを代弁している。順番が近づくについて「もう無理」って。
40分ほど経過したところで立ち上がって並ぶようスタッフに促される。衝立があり、その向こうがお渡しスペース。次の人は衝立のそばに移動する。いよいよ自分の番。4月に新アルバムの発表、そしてお渡し会の決定から5ヶ月、あと数秒後だ。
てんたまネームを名乗ると、「いつも投稿ありがとうございます」とほっちゃんは返してくれました。5年前と同じく、投稿を続けてきた甲斐があった。この瞬間、ほっちゃんの視線は私が独り占め。ほんまに顔ちっさ、澄んだ瞳がキレイで吸い込まれていきそう、至高のかわいさは人類の特異点といえよう。ほっちゃんの一番のチャームポイントは「目」だと再認識する。
しかし、夢の時間はいつも儚い。スタッフに肩を叩かれる。お別れ体制になっても、ほっちゃんは止めることなく話しかけてくれました。惜しいことに「剥がし」体制になってからよく覚えていない。体感で15〜20秒くらいだったか。
お渡し会用に「台本」を準備するのだが、もっと削ってシンプルにした方がよかったか? 「台本」の完全版は手紙にしたためて手紙BOXに入れたので、間接的に伝わっていると思いたい。伝えたいことを補完できるので、今回も手紙BOXが設けられたのはありがたい。
東京と大阪で多数のファン一人ひとりに向かい合ってくれたほっちゃんには感謝しかない。今わかっている次のイベントは年末年始のライブツアー。万全の状態で参加できるようにしたい。
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