茅原実里ライブ2016 Innocent Ageツアー横浜公演レポ&感想

茅原実里

6月18日はパシフィコ横浜でみのりんの「Innocent Age」ツアーの初日に行ってきました。

innocent age

 

関東南部では30℃超えという猛暑で、桜木町駅前からみなとみないに入るまでが暑かった。会場の裏手は建物の影になっているのと、すぐ先が海なので海からの風がそこそこ涼しかったです。前日からのハッキリしない天気がウソのようですが、ミスサンシャインはそこまで頑張らんでもええんやでヾ(^^;ぉぃぉぃ

 

横浜ベイブリッジ

(天気が良く、ベイブリッジがよく見える。)

 

会場へは重役出勤で16時ちょい前に到着。建物内の物販ブースは涼しくて、そこから出たくない。列はなくノータイムで買える。必需品のフラッグとパンフレットを購入。グッズの値段をろくに調べてなくて、パンフは4000円だろうと思っていたら5500円だった。円盤付きだからそんなもんなのだろうか?

 

入場

innocent age フラワースタンド

開演30分前の17時半頃に入場。ファンクラブ枠なのに席はあまり良くない。1階左端の後方だ。今ツアーはこの横浜公演のみなので、引きの悪さを悔やむ。2012年の D-Formation ツアーまでのように関東だけで数カ所回ってくれると、当たりの席も1回くらい引けそうな気がするが、前回ツアーから各地区1箇所と絞ってきたため、イマイチな席を引いてしまっても近場でリカバリを期待できない。

 

開演、そして感想

18時08分頃開演。周知の通り、この「innocent age」は恋愛をテーマにしたアルバム。ステージセットは西洋の城というか洋館をイメージさせる。後方からなので詳しく確認できたわけではないが、上がったところはテラスを意図しているのだろうか?

恋愛をテーマにしただけあって、アルバムの曲順は出会いから始まって恋の成就で締める構成になっている。ということは、ライブでも曲順が大事であって、★ほぼ★その通りになっていた。

MC は序盤の1回のみ。本編中に CMB の紹介はなく、歌の間奏でちゃちゃっと名前をコールしただけだった。

 

…ああ、そうそう。CMB といえば今ツアーでは古参のケニーとガンちゃんが復帰している。このパシフィコ横浜が Parade ツアーの追加公演の場であったことを思い出すと、二人が帰ってきたのを嬉しく思う。

MC の代わりに、(恋人?)への手紙の朗読シーンがあり、これが場面転換の役目を果たしていた。横浜にちなんだネタが入っていたから、これからツアーで回るとここにご当地ネタが入るんだろうな。

また、ハンバーグに凝ってハンバーグばっかり食べていたらコレステロール過多になって、人間ドックでC判定を食らったこと(因果関係は不明)、健康のためにファンクラブイベントで身体を動かしたこと、宇都宮出身なのにギョウザを作るのに失敗したことなど、ファンクラブ会員やブログを日々チェックしているものにとっては笑えるネタも入っていた。ここは他会場ではどうなるんだろうか? 私は他会場は回らないので差分チェックはできない(>_<)

 

CMB のドラムソロの後は…

ケニーとガンちゃんが復帰したことの楽しみの一つは、プログレサウンドを聴かせてくれる途中のバンドソロのパート。演奏する姿を見るのも楽しみ方の一つだが、後方の視力検査席ではちょいと辛かったな。ガンちゃんのドラムソロパートはいい意味でいつも通りで、見てて聴いてて安心できる。

後半戦は、「Dancin’」「Final Moratorium」「輪舞 -revolution-」「春風千里」という跳び曲4連発。Final Moratorium のイントロが流れたときは、久しぶり感と驚きで「おーっ!」となった。前に歌ったのはいつだっただろう? 2010年 SAL ツアーラストの初武道館公演の1曲目のイメージがあまりに強すぎて、他で歌ったときを覚えてない。パシフィコ横浜が緑一色に染まる。

続く「輪舞 -revolutionー」もすごく久しぶり感がある。奥井雅美さんの曲のアレンジカバーで、今となってはこのアレンジ版がみのりんの持ち歌といってもいい位置づけだ。ここでも思い出すのは Parade ツアーの追加公演だな。「revolution !」のコールを大声で入れた思い出が蘇る。

 

長年聴き慣れた曲というのもあるが、みのりんのライブに求めているのはこれなんだろうなと改めて感じた。跳んで、振って、叫ぶ…この3つが揃わないとみのりんライブでない気がする。

ただ…かつてはこの手の跳び曲が来ると UO を振って、「み~のりん、ハイ!」というオーイングの変形版の合唱が聞こえたものだ。今回、自分の周りでは聞こえなかった。聞こえても普通のオーイングだったな。

盛り上げ曲は何でも UO というアホの一つ覚え…と、UO 否定派からは揶揄されることもあった。多色ペンライトが普及したことと、Parade から7年も経つとファンも入れ替わり、意識の変化も起こっているのだろうか?

 

アンコール

アンコール1曲目が「Hyper New World」で焦る。なんで焦ったかというと、途中にある4連コールをすっかり忘れていた。最後の4つ目は「Yes!」で固定なので、なぜかそこだけ全体の声が大きいヾ(^^;ぉぃぉぃ

ニューアルバムに旗曲はないから、ここは無難に「Lush march!!」なのか。ここでも Parade ツアーを思い出させた。

オーラスはド定番曲の「純白サンクチュアリィ」。こうして見ると、アンコールはアルバムの構成上、入れられなかった曲を詰め込んだという気がした。

アンコールでは MC 多めで、CMB にもマイクを振られた。ヴァイオリンの大先生はいつも通りだったが、今年のサマドリは自身の仕事とかぶっているため、大先生はおそらく不参加で代役を立てられるのだろう。ツアー初日なのに、自分にとっては今年見納めの大先生かもしれない。

 

セットリスト

01. いつかのわたしへ
02. Awakening the World
03. 視線の行方
04. きみのせいだよ
05. あなたの声が聴きたくて
06. 恋
07. 月の様に浮かんでる
08. Fountain of mind
09. ラストカード
10. Love Blossom

(バンドインストゥルメンタル)
11. Dancin’ 世界がこわれても
12. Final Moratorium
13. 輪舞 -revolution-
14. 春風千里
15. カタチノナイモノ
16. ありがとう、だいすき
17. ふたり
18. 会いたかった空
19. はるかのわたしへ

≪アンコール≫
20. HYPER NEW WORLD
21. Lush march!!
22. 純白サンクチュアリィ

 

まとめ

「innocent age】ツアー、初日だったが自分には最終日(になるかも?)。恋愛がテーマってどうなんだろう、アルバム「Contact」のトランス系の曲ではまった自分には、いまいち測りかねるところがあったのは開演前の正直な気持ちであった。が、フタを開けてみると、ストーリー仕立てで、朗読パートもあったのはよかったのではないだろうか。

繰り返しになるが、後半パートで跳び曲4連発を持ってきたのはよかった。もしかしたら、間に挟まれる2曲は日替わりになるかもしれないが、そこは他会場に参加する方の報告を待ちたい。ニューアルバムの中に懐かしさを感じることができたといえよう。

 

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