9月24日は東京ドームで「KING SUPER LIVE 2018」(略称:キンスパ2018)へ参加してきました。
アニソンフェス系の代表格といえばアニサマですが、2015年を最後に以後は参加しておらず、フェス系には足が遠くなっていました。が、参加アーティストにほっちゃんが入っていたとなれば話は別。7月の最速先行でチケットが当たり、参加することになりました。
ほっちゃんが出るとはいっても、他のアーティストで曲を知っていそうなのはお奈々さんくらい。男性陣は全然ワカランし、若手女性声優のライブには行ったことない。2018年のアニサマでわかる曲は3割くらいだったから、たぶんキンスパでも3割くらいだろうな、と思っていた。
東京ドーム到着〜グッズ購入
当日はよく晴れた。前週の黒ネコ集会も晴れて暑かったが、この日も暑かった。
開演2時間前の14時頃に東京ドーム到着。グッズ列を見てみる。その日の朝、Twitterに上がっていた物販列の画像を見ると長蛇の列だったので、欲しいものが残っているか気がかりだった。
しかし、この時刻に来てみると列はほぼなく、ノータイムで売り場の列までたどり着いた。売り子さんの数は多いが進みは遅い。様子を見てみると、欲しいものを聞くとその都度売り子さんが商品を取りにいく手順だった。これだと時間を食ってしまうわな。
私が買ったのはパンフレットとほっちゃんのブロマイドの2点。それでも4000円だから、パンフレットは結構なお値段だなと思う。
ライブの感想など
トップバッターのangelaの3曲は全部わかる。続くすみぺも全部わかる。
続いてモノクロさんが登場して「バニラソルト」を歌う。半透明のスクリーンに投影されるのではなくて、左右にある巨大モニタに映しての登場だった。
なぜ、モノクロさんの持ち歌ではなくてカバー曲だったのだろう。単独ライブではなくフェスというのを考慮してか、より知名度の高い曲を選んだように思える。
モノクロさんは1曲で終わり、次の瞬間、聴き慣れた「PRESENTER」のイントロがドームに流れた。そしてドームがピンク色に染まった。
前回2015年のキンスパよろしく、ほっちゃんはトロッコで登場かと思っていたら、1塁側から気球に乗って登場した。お奈々さんの2011年公演と同じく、下でスタッフがロープで操っている気球に乗っての登場だった。
自分の席は3塁側1階だった。1塁側と3塁側ではやっぱり遠すぎるのか、双眼鏡でもよく見えなかった。気球を見つつ、アップで映してくれるモニタも見る。
ホームベースの近くまで来たところで2曲目は「YAHHO!!」という、ぶっちゃけいうとベタな選曲だった。いや……ほっちゃんが歌ってくれる機会は希少だから贅沢は言わないけど、フェスだからか「ど定番曲」に納まってしまった。
(他のアーティストの楽曲を見ると、長く活動している人ほど定番曲に寄っているように思える。よく知っている方だと定番曲なら「またか」と思ってしまうが、立場を変えてみると、自分があまり知らないアーティストなら定番曲を歌ってくれる方が盛り上がれる)
ペンライトの色はほとんどがピンク色のまま。「PRESENTER はたしかにピンクだけど、YAHHO!! はさぁ……」と言いたくなるのだが、来場者の中で黒ネコ同盟員は少数派なのかという現実を見せられると複雑である。
そんなことブーたれても始まらないから、ほっちゃんが3塁側に来てくれたときは届けとばかりに「Y・A・H・H・O〜〜〜〜ヤッホー!」のコールをしましたよ。
気球を降りて3曲目はこれまたど定番曲にして、代表曲とも言える「Love Destiny」を歌う。おそらく黒ネコ集会での人気投票の偶数順位に入っていたに違いない。右手で振りコピをする。
3曲歌ったところでほっちゃんは退場。モノクロさんと合わせると4曲になる。おそらく序盤に登場するのではと思っていたらその通りだった。ほっちゃん退場時点で17時を指しており開演から1時間弱経ったところ。キンスパの最大の目的が1時間で終わる。あとは気楽にライブを楽しもう。
ほっちゃんの「Love Destiny」のあと、can/goo、Prits と続き、シスプリ縛りとなる。
鮎川麻弥さんの2曲は昭和ロボットアニメの主題歌からで、リアルタイムで聴いていた自分には懐かしかった。いい意味で昭和臭漂う良きアニソン。
高橋洋子さんが「魂のルフラン」でロンギヌスの槍を持って花道を歩く姿が絵になっていた。
林原閣下の着飾らずに等身大の自分をみせて歌うところは余裕を感じさせる。MC で年齢層調査があった。20代が最多数を占めているようだった。20代なら、「Love Destiny」なんて小学生だろうし、「Give a reason」なんて幼稚園だろう。新世紀エヴァンゲリオンはその前だろうし、機甲戦記ドラグナーなんて生まれてすらいないヾ(^^;ぉぃぉぃ
閣下に続く水瀬いのりんは、ほっちゃんの次に聴いてみたかった女性声優だった。生で見るのは初めて。「天たま」が日曜の22時から放送されていた習慣で、同時間帯の「水瀬いのりのMELODY FLAG」を毎週聴いているから。
アルバムは買ってないし、ライブにも行ってないが、放送で曲が流れるのを聴いていたからか、代表曲は知らず知らずのうちに頭に入っていたようだ。そのおかげか 3曲ともわかった。
ラジオで聞こえる人懐っこい声のトークからはイメージできない声量の多さが意外だった。
トリはやっぱりお奈々さん。最初のリフターで高く上がって衣装を大きく見せる演出を見た第一印象はNHK紅白の小林幸子だった。ドームでの単独公演を4公演やっているお奈々さんは貫禄のパフォーマンスか。
アンコールのコラボコーナー。機動戦士Zガンダムメドレーは懐かしい。昭和ロボットアニソンを歌ってきた鮎川麻弥、森口博子の両名だからこそできるコラボだろう。リアルタイムで見ていたからな(^^ゞ
自分としてはコラボの目玉はほっちゃんとお奈々さんの「未来形アイドル」に尽きる。奇しくも東京ドーム気球ガール同士のコラボとなった。
㉒コラボ4/堀江由衣・水樹奈々
堀江由衣&水樹奈々の2人は、TVアニメ「VS騎士ラムネ&40炎」OPテーマ「未来形アイドル」を披露。たくさんのコールが飛び交う中、二人が手を取って花道を駆け抜ける場面もあり、まさにキンスパならではのコラボレーション! #キンスパ #堀江由衣 #水樹奈々 pic.twitter.com/1Ccws73kfp— KAC公式 (@kac_officialhp) 2018年9月26日
ライブも含めると何人かのアーティストがカバーしている。若い人にはゆいかおりの方がメジャーだろうが、原点となる氷上恭子と宮村優子の方を言及したい。1996年なのでもう20年以上前になる。20世紀終盤の第2次声優ブームといわれた頃の良きアニソンである。
二人がジャンケンをしてほっちゃんが負け、花道を走る姿に少し驚いた。ほっちゃんが走るというイメージを想像できなかったから。お奈々さんは余裕に見えたが、ほっちゃんはセンターステージで息切れしていたみたい(;゚ロ゚)
セットリスト
16時05分頃開演
- Shangri-La/angela
- 全力☆Summer!/angela
- SURVIVE!/angela
- POP TEAM EPIC/上坂すみれ
- ヤバい○○/上坂すみれ
- Inner Urge/上坂すみれ
- バニラソルト/ミス・モノクローム
- PRESENTER/堀江由衣
- YAHHO!/堀江由衣
- Love Destiny/堀江由衣
- まぼろし/can/goo
- Sakura Revolution/Prits
- Private Emotion/Prits
- Shining Tears/保志総一朗
- NEW WORLD/内田雄馬
- Before Dawn/内田雄馬
- 夢現乱舞抄/板垣奏太郎
- 夢色チェイサー/鮎川麻弥
- 風のノー・リプライ/鮎川麻弥
- 真実の黙示録/高橋洋子
- 魂のルフラン/高橋洋子
- Give a reason/林原めぐみ
- サクラサク/林原めぐみ
- Fifty/林原めぐみ
- Starry Wish/水瀬いのり
- アイマイモコ/水瀬いのり
- Ready Steady Go! /水瀬いのり
- 零/蒼井翔太
- イノセント/蒼井翔太
- Eclipse/蒼井翔太
- Raise/小倉 唯
- 永遠少年/小倉 唯
- Honey♥Come!! /小倉 唯
- ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~/森口博子
- 鳥籠の少年/森口博子
- EXCITING!/宮野真守
- テンペスト/宮野真守
- SHOUT! /宮野真守
- Pray/水樹奈々
- SCARLET KNIGHT/水樹奈々
- 結界 / 水樹奈々 feat. 宮野真守
- TESTAMENT/水樹奈々
- Twinkling star/ドロップスターズ(小倉 唯、上坂すみれ、水瀬いのり)
- Z・刻をこえて ~ 水の星へ愛をこめて/鮎川麻弥、森口博子
- 革命デュアリズム/angela、宮野真守、蒼井翔太、内田雄馬
- 未来形アイドル/水樹奈々、堀江由衣
- 残酷な天使のテーゼ/ALL ARTIST
(終演は21時00分頃)
まとめ
「3割しか曲を知らないのでは」という予想はどこへやら、終わってみれば女性陣に関しては初披露曲を除けばほとんどわかるという意外な結果に終わった。男性陣に関して惨憺たる結果だったのは仕方ない。文化放送のCMで流れる曲についてわずかに知っているくらい。
キングレコードはほっちゃんを冷遇しているのではという疑念をもっていたが、モノクロさんと合わせて4曲あり、気球に乗せるという凝った(≒金の掛かる)演出をしてもらったことで少し考えが変わった。
パンフレットを見てみたら、ほっちゃんはここ数年仕事をセーブしていたらしい。セーブしていて新曲のリリースやライブがないことを指してキングレコードの冷遇と思い込んでいたのかもしれない。真相はわからないが、前週に報告があったように来年のCDリリースに期待したい。
ほっちゃんが出演するが上海には行かないので、海外公演も含めて映像化してくれると嬉しい。
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