3月18日は「茅原実里座長公演 朗読劇 CRAZY MANSION!」の東京2日目の昼公演に参加してきました。
東京の他は大阪と名古屋で2日間の昼夜2公演ずつ、計12公演開催されます。出演者は3人、4人、5人それぞれでストーリーが異なっています。出演者でストーリーが異なるのは面白い試みですが、3人版は東京に先だって開催された大阪と名古屋で終わっていました。
自分が参加したのは4人版(茅原実里 / 日笠陽子 / 高垣彩陽 / 山岡ゆり)です。まだ全公演が終わっていませんので、ネタバレはなしです。
場所は北千住の天空劇場。上京してウン十年経ちますが、北千住なんて行ったことないし、上野から常磐線に乗ったことは5回あるかないか。見知らぬ土地の見知らぬ会場ですが、駅から数分の近いところにあるので迷うことなく到着しました。
劇場のある21階からの眺め
物販をチラ見。シナリオが程なくして完売していた。シナリオをグッズにして売るということは内容に自信があるんだと思う。それなのに数が少なくてすぐに売り切れというのは売る気があるのだろうかと勘ぐってしまう。
客席後方は段になっていて見やすいのですが、床がチャチィのか、近くを人が歩くと座席がゆれる。キャパは400人程度、ほぼ満員。
感想など
舞台上には人数より多いマイクが設置してある。中央には演出で使うのだろうか、椅子が2脚ある。出演者が直立のまま演じるのではなく、動きも見せるという演出だった。目に映る映像が単調化せずに楽しめた。
公式のレポート(ツイッター)によると、大阪と名古屋公演では終始笑いが絶えなかったようだ。
朗読劇にそんなに笑うポイントがあるのかと公式のレポを読んで思ったが、実際に見てみると、吉本新喜劇を見ているようなボケとツッコミがあちこちに散りばめられていた。ただ、それがシナリオに始めからあったものなのか、それともアドリブで出てきたネタなのかはわからなかった。
ここは複数公演に参加して、差分を見ないと判別できなかっただろう。残念ながらというか…東京はチケット争奪戦が厳しかったので1公演のみの参加となってしまったから、差分をチェックできなかった。
主役は一応、座長でもあるみのりんなのだろう。しかし、本公演を見た素直な感想として、この4人版の実質的な主役はあやひだった。セリフの数もおそらく一番多いし、ギャグのネタを担うところ、ストーリーで振り回されるところも最も多かった。
舞台はクレイジーなマンションなのだが、集合住宅に住む住人というところは、あまり感じられなかった。マンションの住人でなくても話は通じそう。
クレイジーな集合住宅といって真っ先に思い出すのは、私の世代は「めぞん一刻」になる。同作ほど個性的な住人がいるとクレイジー感が出るが、そこはちょいと弱かったかな。とはいえ、演出やストーリーに不満はありません。
まとめ
朗読劇はきっちり60分。その後はアンコール代わりのアフタートークで出演者が勢揃い。このあと、夜公演もあるのですが、それを受けて、
みのりん「夜も来る人?」
客:多数の手が挙がる
みのりん「CRAZY MANSION! に初めて来た人?」
客:自分を含めて多数の手が挙がる
そして、「3回来た人?」「4回来た人?」という問いかけにも手が挙がる。
みのりん「ありがとうございます。高いチケットなのに…」
続いて、
あやひ「全通する人?」
なんと、12公演全通する人もいた。ただ、ここで次のひと言
山岡ゆり「…え! もったいない」
なんかヤバイひと言のように思えるが、これは、朗読劇にチケット代や交通費などを使ってくれて、もったいない(ありがたい)思いだ、という意味に捉えておこう(笑
「ヾ(^^;ぉぃぉぃ」な雰囲気に一瞬なったが、ここは場を収めて 10分ほどのアフタートークがお開きとなった。
スフィアのライブのレポでいつも書いているように、朗読劇は声優の本領発揮だと思うので、また次の機会も開催してほしいと思う。そのときは、東京の会場はもう少し大きめのところを希望したい。
コメント