A3ドキュメントスキャナで自炊!A4超えサイズの雑誌を試してみた

当サイトのメインコンテンツは女性声優のライブやイベントの感想です。声優ファンを30年近く続けていると、声優関係の資料や本が増えてくるものです。その中でも、ウチで大きな量を占めているのが、声優雑誌になります。

創刊号から買い続けている、というわけではないですが、判型が大きいし、写真がメインだから重い。しょっちゅう見返すかというと、そんなことはなくて、次の号が出ると本棚にしまったまま何年も置かれてしまう。

 

「めったに読まない。それでいて捨てることはできない」という悩みの解決策として考えられるのが、ドキュメントスキャナによる自炊です。

PDF にしておいて、必要なときに PC 上で読めばいい。印刷による写真の鮮明さは電子化でいくらか失われるかもしれないが、どうしても残しておきたい記事は切り抜きで保存すればいい。

……そう考えて、雑誌の自炊を考えてみることにしました。

 

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A3対応のドキュメントスキャナの入手

ScanSnap に代表されるパーソナル用途のドキュメントスキャナのほとんどは A4 対応です。A4 は幅 210mm まで食わせることができますが、声優雑誌の幅はそれより大きくて 235mm ほどあります。

ScanSnap は持っていましたが、この時点で ScanSnap はゲームオーバーです。

 

A3を食えるドキュメントスキャナは業務用のものばかりで、安いものでも 20万円台からです。電子化したいといっても、20万もかけられません。

フラットヘッドスキャナで1枚ずつ読み取る方法は、あまりにも面倒くさいのでパス。

プリンタを新調するついでという名目で、10万円未満のA3対応の複合機を買うという選択も考えました。が、あくまで複合機なので、ドキュメントスキャナに必須の重送検知がありません。これは致命的。

 

10万円未満で買える A3 対応ドキュメントスキャナとして、コクヨの Caminacs (紙なくす?)があります。しかし、ネットでの口コミを見ると、重送検知が不十分で自炊に使うには非常にストレスが溜まるという評判が少なからずありました。

秋葉原のヨドバシカメラにて店員に聞いても、「そういう(コクヨから10万円以下の)製品があるが、あまりオススメできない」と言われ、地雷認定(笑

 

ヤフオクでリースあがり品を狙う

中古でもいいから安く入手できないかとネットを探したところ、ヤフオクにリース上がりのキヤノン製品が出ることがあるという情報をゲット。コクヨの製品と違って重送検知も問題なさそうという情報も入手済みでした。

新品なら定価数十万円のものが3~5万円で出るそうなので、うまくすれば 1/10 以下の金額で買えそう。

 

……というわけで、リサーチを始めてから 1ヶ月もしないうちに、キヤノンの DR-5010C の中古が出品され、3万円で落札成功。

この機種はカラーの A3 対応で、定価 598,000円なので 1/20 の値段で買えました。ただし、2010年に終売になっていて、8年物の型落ちです。

古い型落ち品ですが、ラッキーだったのは前のユーザがほとんど使ってなかったようで、スキャンカウントが 3000台で止まっていました。これって、ほとんど新品じゃないか!

 

Windows10用ドライバの入手

DR-5010C は 2010年に終売になっているので、その頃は Windows 10 はまだ出ていません。キヤノンの国内サイトでは、Windows 7 対応のドライバしかダウンロードできないようになっています。

国内にはないのですが、なぜかキヤノンの海外のサイトを見ると、この機種用の Windows 10 のドライバがあるので、ダウンロードできました。表示が英語なのを除けば問題なくインストールできました。

もっとも、ヤフオクで落札する前にドライバを入手できることは確認済みでした。実際に動作するかは品物が来るまで賭けでしたが。

 

スキャンソフトウェアの入手

ヤフオクの説明文には、ドライバとソフトウェアはサポートサイトからダウンロードできます、となっていることが多いです。

しかし、ダウンロードできるのはドライバのみでスキャンソフトウェアはダウンロードできません。ソフトウェアを持っている人がバージョンアップできるだけです。

では、どうするかというと、amazon でソフトウェアの Capture Perfect を購入します(5,000円くらい)。買ってインストールすれば、バージョンアップ差分をダウンロードできます。

声優雑誌を自炊してみた

ドライバとソフトウェアをインストールし、スキャンできることを確かめたので、声優雑誌の自炊を実験してみます。

実験用に選んだのは「声優アニメディア」の2014年1月号。選んだ理由は座っている椅子から一番近くにあったから。表紙は井上麻里奈さん。

 

裁断機で背表紙を 5mm ほど切断します。ギリギリまで残したいところですが、狙いすぎると糊が残っていて、裁断面が汚くなります。また、重送が起こりやすくなります。

綴じ込みの付録は別にしておきます。

 

スキャナにセットします。A3対応なので横幅に余裕あり!

 

あとはスキャン開始をするだけ。300dpi でスキャンしています。

……スキャン中。ほっちゃん!

 

最初は用紙サイズを自動判定にしていました。しかし、この手の写真の多い雑誌はバックが黒かったりすると、用紙サイズ自動判定が悪さをして勝手に領域をカットしてしまうことがありました。

そこで、用紙サイズをA3とし、スキャンの領域を設定することにしました。

 

A3 の横幅 297mmのうち、使用するのは雑誌の横幅分の 230mm なので、横位置のX座標を (297 – 230)/2 = 33.5mm ずらします。縦位置は雑誌の長さ分なので 0 から 296mm までがスキャン対象範囲。

 

この設定でスキャンしたところ、100ページちょいの雑誌のスキャンに要する時間は 2分程度です。業務用だけあって、ScanSnap より早いです。ファイルサイズは 200MB 前後です。

 

まとめ~ScanSnap との比較

あとは家にある本を裁断してジャカジャカとスキャナに食わすだけです。A4 超えの書類を食わせられること以外に ScanSnap と比較して感じた点を挙げてみます。

 

メリット

  • スキャンが高速
  • 書類の継ぎ足しをしなくていい

100ページちょいの本なら書類の継ぎ足しをしなくていいのはかなり楽です。ScanSnap は紙質によりますが30枚くらいしかセットできないので、少なくなった頃合いに追加の書類をセットしないといけません。これは1冊分を取り込むのを放置できないため面倒です。

 

デメリット

  • 安く入手できるかはタイミング次第
  • ソフトウェアを別途買う必要がある

ソフトウェアは ScanSnap Organizer の方が直感的に使えるかもしれません。私は Adobe Acrobat を持っていたため、編集作業はそちらを使えば済みます。

リサーチを始めてから短いタイミングで買うことができ、しかも新品同様! いい買い物をしました。

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