3月21日の春分の日は「ミス・モノクローム 3rd LIVE ~ボディーガードしちゃうぞ~」の昼夜公演に参加してきました。モノクロさんライブはタイトル通り3度目の開催ですが、2016年11月のダーターライブは事情により行けなかったので、自分にとっては2度目の参加です。
会場はラフォーレ原宿6階のラフォーレミュージアム原宿。ラフォーレ原宿の前は通ったことあっても、建物に入るのは初めて。まして、ライブハウスが中にあるとは知らなかった。
この日は3月下旬にもかかわらず寒の戻りで、東京は朝からみぞれ交じり。時折雪も降ってくるというあいにくの天気だった。寒いからダウンのコートがいるし、雨降りだから傘もいる。そして会場はオルスタという、あまり宜しくない条件だった。
13時20分頃にラフォーレ原宿に到着。階段の上から入場待機列ができていて、買い物客からさらし者状態……とはいえ、誰のライブだったとしてもさらし者になるのは変わらないから、そんなことでブーたれていてはダメだ(笑
昼の部の整理番号は310番台だが、夜の部は2桁の前半。昼の部で様子をつかんでおいてから、前方を狙える夜の部に備えられるので、番号の引き具合はよかったと思う。
セットリスト
セットリストはこちら。昼と夜で異なった曲は「昼 / 夜」で示した。
01. ミス・モノクローム体操 (※オープニングアクト)
02. ONE WEEK
03. 私だけの物語
04. TAKARAMONO
05. Candy Parade
06. ?
07. Step by Step
08. 立体的共鳴論
09. モノクローム / try again
10. バニラソルト
11. YAHHO!!
12. 桜最前線
13. カラフル / チルハナ
14. ボディーガード
15. キミとボク
16. ポーカーフェイス
17. Black or White
≪アンコール>
18. Never Ending Story
(終演は 15時40分頃、19時40分頃)
感想など
淡い期待を抱いていたのは、たとえちょっとでもほっちゃんが顔出しすることがあるだろうか、ということ。黒ネコ同盟の Twitter によると、ほっちゃんはリハーサルに顔を出していたみたいだし、「筋肉痛!」という謎のつぶやきもあった。これがただの筋肉痛なのか、それとも何らかの形でライブの参加するためにしたリハーサルでの筋肉痛だったのだろうか?
ほぼ定刻通りにほっちゃんの影ナレで開演。モノクロさんはまだ登場していないが、実質ここが開演だろう。昼と夜でナレーションの内容は同じだったと思うので、録音だったと思われる。
その影ナレによると、1曲目の「ミス・モノクローム体操」は、みんなで踊るようにとのモノクロさんからの指令だった。キャラメル風味ダンサーズからダンサーさん2名と進行役(?)のモンスターDJZ、そしておなじみのゆるキャラモノクロさんが登壇して、お客さんと一緒にミス・モノクローム体操を踊る。
昼の部は後方からだったので、この場にいる全員がミス・モノクローム体操を踊っている様子は妙な雰囲気だった。同じように映像を流す初音ミクのライブには行ったことないが、ただ映像を流して終わりにはせず、お客さんも参加型にする狙いの演出なのだろうか。
夜の部は2列目に位置することができ、たまたま1列目にいる人達が自分より背が低い男性ばかりだったから、ステージがよく見えた。ゆるキャラモノクロさんは店頭イベントなどで至近距離で見る機会は多かったし、ツーショット写真を撮ってもらったこともあるから、ありがたみという点では小さいかもしれない。
4曲目の手前では、ミス・モノクロームの秘密がモンスターDJZから明かされる。モノクロさんの動力は単三電池1本なので、長い時間歌うことができないそうだ(笑。そこで、省電力モード、名付けて「モノクロモード」が発動する。
何が起こったかというと、半透明スクリーンの裏にモノクロさんのコスプレをしたダンサーさんが登場して、その影をスクリーンに投影するというもの。正面を向かず、お客さんから見るとうしろ向きでの投影。だから顔はよく見えない。(マスクをしていたそうだ)
このダンサーさんって誰? もしかしてほっちゃんではなかろうか? 筋肉痛とつぶやいていたのは、このダンスを練習したからか?
昼の部では終演時にも登場してこなかったから、夜の部でネタばらしがあるのだろうかと思った。そこで、せっかく夜の部は2列目に位置できたのだから、モノクロモードではスクリーンの向こうにいるダンサーさんをガン見していた(笑
しかし、どうもほっちゃんではなさそう。まず、背の高さが高い。両隣にいるダンサーさんより高く見えるし、165cm くらいありそうだ。それに、ダンスがほっちゃんと比べるとキレッキレ過ぎる。さすがにあそこまで激しく動くのは厳しいのではなかろうか? ただ、ふだんトレーニングせずにあれくらい激しく動いたら、間違いなく筋肉痛になりそうヾ(^^;ぉぃぉぃ
ほっちゃんではなさそうと私は結論したが、やっぱり気持ちはほっちゃんを期待していた。自らがキャラクター原案を担当したモノクロさんのコスプレをしたほっちゃんですよ。ダンスがなかったとしても一度は見てみたい。
結局のところ、夜の部でも、この「ミス・モノクロームの影武者」の正体が明かされることはなく、何かモヤモヤが残った。
モノクロモードに話を戻すと、これって、キングレコードが新曲の映像を準備できなかったことだよなヾ(^^;ぉぃぉぃ
4曲目の他、12曲目と13曲目がモノクロモードだった。
8曲目の「立体的共鳴論」の前に、「立体になってみんなの近くに行きたい」とのMC。そして、客席後方の扉からゆるキャラモノクロさんが登場し、柵で囲まれたお立ち台へと移動。楽曲が流れて、ゆるキャラモノクロさんが踊っている。口パクは構造上ムリヾ(^^;ぉぃぉぃ
9曲目はともにほっちゃん曲からのカバーで昼と夜で変えてきた。「モノクローム」も「try again」のどちらも好きな曲だ。
しかし、「モノクローム」は2012年に初登場して以来ずーっと、モノクロさんに持ち歌として取られてしまっている。ほっちゃんVersion の「モノクローム」を生で聴けたことは一度もない。これは非常にもったいない。歌声を加工しない、ほっちゃん Version の「モノクローム」を聴ける機会は来るのだろうか?
「try again」は歌もダンスも好きな曲。しばしばカラオケでも入れることがある。ミス・モノクロームにはいい曲を持たされていると思うが、それを踏まえても「try again」は私の中で別格だった。
アンコールはお客さんからのリクエストで歌う曲を決めるという演出だったが、モンスターDJZとの出来レースで昼も夜も「Never Ending Story」だった。
まとめ
モノクロモードは苦肉の策だったかもしれないが、コール&レスポンスや、ダンスと振り付けの練習もあり、上に書いたように映像投影だけにしない参加型の狙いがあったといえる。
お客さんの入りは500人程度だろうか? 夜の部は前方であっても場所に余裕があった。床の上に荷物を置くことはオルスタではおすすめできないが、脚の間に荷物とコートを置いても余裕はあった。この会場専用のロッカーはないみたいだったから、結果オーライだった。
モノクロさんの持ち歌にほっちゃんとのデュエット曲があるから、もしかしたらシークレットでの出演あるかと思っていた。
しかし、ライブから数日経って、頭が冷えたところで考え直してみると、もしたとえ少しでもほっちゃんが出てしまったら、もはやそれは「ミス・モノクロームのライブ」ではなくなり、「堀江由衣のイベント」になってしまう。そうすると、影ナレの出演で収めておいた方がよかったのだろう。
……まぁ、でもやっぱり、ほっちゃんに会いたい!
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