東山奈央 1stツアー2019 “LIVE Infinity” at 横浜 感想など

東山奈央

9月8日はなおぼうこと東山奈央さんのライブツアー「東山奈央 1st TOUR “LIVE Infinity”」の国内千秋楽公演へ行ってきました。会場はパシフィコ横浜。

本ツアーは横浜2days公演の前に大阪、名古屋とありましたが、私が参加したのは横浜公演の2日目のみ。この後、台北と上海公演が続きます。

 

チケットをオフィシャルクラブの「虹のわっか」先行で応募したのが前年の年末。年も開けていないのに9ヶ月先の予定が入ってしまったということですわ。

それでも無事にライブ当日を迎えられたことに感謝!

ただ、台風15号が関東直撃の予報で天候が心配されていました。ライブは予定通りの開催でしたが、終演後に帰れるかが気がかりでした。電車が計画運休とかされると横浜から出られなくなります。

 

グッズ物販

グッズの販売状況は公式のツイッターで随時更新されていました。

持ち込み数がそれほどでもないのか、先行物販に並ぶ人に気合が入っているのか、売り切れが続々出ている模様。

演出に一役買いそうな無線制御のペンライトは、武道館ライブのが使えるとのアナウンスがあったので購入対象から除外。そうするとパンフレットだけかなぁ……

 

タオルはどうだっただろう? 武道館の時に買ったか忘れてしまったので、衣装ケースを探してみた。

「なおぼう = rainbow」というイメージがあったので、それっぽいタオルがあったと思ったら、6月の水瀬いのり@武道館で買ったグッズだったヾ(^^;ぉぃぉぃ

そのタオルも早い段階で売り切れていたので、購入することはできず。結局、買ったのはパンフレットだけだった。これは開場後の物販でノータイムで買えた。

 

ライブの感想

「虹のわっか」先行のおかげか、1階の前半分の中心寄りの席だった。5月のTrySailと同じくらいの席。20列代なのでまずまずの良席といえよう。

 

開演時刻の2分前、17時58分ごろにペンライトの点灯チェックをしようとするが点灯しない。

「え!? さっきまで点灯したのにこのタイミングで故障したのか?」と一瞬焦る。予備のペンライトは持ってきてないし。

今回の物販のペンライトを買った隣の人も点灯してなかったので、「制御しているみたいですね」と言ってひと安心。かなり焦ったので制御中であることを知らせてほしいと思った。

 

舞台セットは知人の一人が言っていたが、かつてのドリフターズのコントを思わせるものだった。LEDモニタが3段8面になっていた。2段目部分には通路があり、それを例えてドリフのコントと呼んでいたと思う。少し喩えが古いか(笑

 

 

初っ端はアルバムのリード曲でもある『群青インフィニティ』

本ツアーの副題にある「うぉーうぉーしようぜ」はこの楽曲のコールからきています。

 

しかし私にとってはこの横浜2日目が最初の公演なので、これが初見。楽曲を聴いていてなんとなくはわかるけど、ライブでどうなるかは初体験。今までの現場対応力で本番で何とかなると思ってました(汗

実際、何とかなりました(笑

 

いやぁ、コールを目一杯入れるのは楽しい!

絶叫系(…という言い方があるのか知らんが)は演者との一体感も得られる。

まだ1曲目だが、この日のライブが素晴らしいものになると確信した。楽しいと感じさせてくれるイベントにハズレはないから。

 

そして最初のMC。

ふだんからMCが長めになる傾向があるが、この日は台風が近づいているので巻きでいくとのこと。そして、twitter にも書いたが注目の発言が!

なおぼうにとってパシフィコ横浜は初めてお客さんとして声優さんを見た場所とのこと。当時は高校生だった。

 

「堀江由衣さんが大好きで、Aice5のライブを見ました。席は真ん中のその辺。同じ会場で声優さんが出した二酸化炭素を私も吸っているんだな〜」と言って、1階後半部分を指す。

(※ ここは意味を汲んでアレンジしているので、本当の MC の内容はライブBlu-rayで確認するしかありません)

 

これを聞いて私は嬉しくなった。

ほっちゃんファンを公言している女性声優は竹達彩奈さんを始め何人かいるが、なおぼうもその一人だったんだな、と。

当のほっちゃんはその時イベント出演でドイツ。地球の反対側でも話題になっていたのであった。

 

女子高生のなおぼうは日本ナレーション演技研究所の養成所に通っていたそう(Wikipediaによる)。養成所に通っていたことで「ふつう」の女子高生ではなかったわけだが、ほっちゃんに憧れた子がいまこうしてパシフィコ横浜の舞台に立っている。

夢を実現するために努力してくれたなおぼうにありがとうと言いたい。

もちろん、なおぼうが憧れたほっちゃんにもありがとう、と。

 

 

なにかと話題の『さよならモラトリアム』はコール満載で予習必須なんだけど、ごめんなさい、これもぶっつけ本番でした。そして、ゆかりんの『LOVE ME NOW』と同じく、隣同士で肩を組んで(腰に手をやる?)左右に揺れる楽曲……ということを初めて知った。

こういうのはぼっち参加だと余計な気を回してしまったりする。いや、しかし、こういうのは楽しんだ者が勝ち! 肩を組んで左右に揺れましたよ。ちょっとだけの勇気でライブの楽しみ方が変わります。

 

この楽曲では各会場での20秒チャレンジがありました。大阪、名古屋、横浜初日といずれも成功してきたが国内千秋楽はどうか?

横浜2日目は「♪ナーナナ ナナ ナナナ ナー」をギターで5回弾くというもの。昨日の初日はフレットを押さえるところはバンドメンバーにやってもらったそうなのだが、2日目はフレットのところもなおぼうがチャンレジすることに。

 

結果は惜しくも成功ならず。

やっぱり楽器って難しいと思うよ。弦を1本だけ押さえるのも難しいだろうし。

 

7曲目の『Mode Style』からはダンサーさんも入ってのダンスパート。ここでドリフのようなセットが活きる。

8面のLEDモニタを駆使して、ダンサーさんが全部で何人いるのだろうか、と思わせる演出だった。

(ここは文章ではうまく書けないので、ライブBlu-rayが発売されたらぜひチェックしてほしいところ)

 

このダンスパートでのお気に入りは9曲目の『Living Dying Kissin’』だった。アルバムを最初に一聴したときにも自分の中で印象的な楽曲だったから。英語の歌詞をテンポ良く歌っているところに心地よさを感じるのであった。

なので、4月のリリイベでのハイタッチ会でもこの楽曲がお気に入りだったと言った。ほんの数秒の会話で早口で言ってしまったから伝わったかよくわからないが(^^;;

 

今回、ダンスシューズをオーダーメイド新たに作ったとのこと。

そしてこのダンスシューズはライブの制作費からではなく、「虹のわっか」の会費を資金源にして作ったそうだ。その意図は、わっかメイトさんと何らかの繋がりを持ちたかったというなおぼうの気持ちからだった。

 

 

そしてアンコール。あれ? 聞き覚えのあるイントロが流れてくるぞ。

まさか、 Aice5 の『Love Power』をカバーしてくるとは。

 

これは嬉しかった。最初の MC で言ったことをここで回収してくれた。これって Aice5 へのリスペクトだよな。

映像収録のあるこの日のアンコールに歌ってくれることに、ほんま「ごちそうさま」と言いたいですわ。これで円盤が発売された暁には何度もこの歌唱シーンを見られる。

 

オーラスは『群青インフィニティ』でもう一度うぉーうぉー! 今度はもうばっちりできる。

やっぱりコール入れは楽しいよね。誰にも気兼ねすることなく声を出せるから。こんな機会はライブに来るときくらいしかない。

 

 

セットリスト

(18時05分開演)

01. 群青インフィニティ
02. True Destiny
03. 青空ダイアリー
04. ネバギバ音頭
05. 灯火のまにまに
06. さよならモラトリアム
07. Mode Style
08. Action
09. Living Dying Kissin’
10. I Want You To Know Baby
11. オトメイロ
12. ゆれる
13. Rainbow
14. 奇跡
15. 君と僕のシンフォニー
16. イマココ
17. 未来YELL!
18. はじまりの空

≪アンコール≫
19. Love Power / Aice5
20. 君の笑顔に恋してる
21. 群青インフィニティ

(21時00分頃終演)

 

まとめ

台風の影響で風は強くなっていたが、とくにトラブルもなく都内の自宅まで帰れた。

 

どの楽曲も見せ方聞かせ方といった演出が秀逸で、楽曲の価値を大きく伸ばしているように感じた。アルバムはこのライブで完成したと言える。

コールや振り付けで観客参加型になっているから、歌っているなおぼうを見ること以上の体験をさせてくれる。ダンスパートは舞台セットの面白さから見せ方という点で観客を楽しませてくれた。

 

アンコールでは3つの告知。1つ目は本公演がBlu-rayになって発売されること、2つ目はデビュー10周年を迎えることで来年シングルCDのリリース、そして3つ目は「虹のわっか」限定ライブを来年1月11日に開催。

限定ライブの会場は Zepp Tokyo なのでオルスタ。冬のオルスタは着る物の取り回しが面倒だし、足や腰が痛くなるので声優ファンのベテラン勢にはチョイと辛い。あと、日程的に引っかかるところがあるのだが、イベント被りのリカバリができそうな昼の部を申し込むことになると思う。

 

無線制御ペンライトはほっちゃんのフリフラと同じく、観客も舞台装置としている点で面白い。ここもBlu-rayが発売されたらどんな風に見えるのか確認したい。

なおぼうってもっと評価されていい。「月がきれい」のアニメまで全然チェックしてなかった自分が言うのも何だが、歌唱力は安定しているし、話す内容やブログの文章を読んでも頭の良さ、性格の良さが感じられる。

次のライブ(ツアー)があればまた参加したい。

 

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