5月19日、TrySail のセカンドライブツアー「The Travels of TrySail」の追加公演1日目に行ってきました。会場は幕張メッセイベントホール。
TrySail が歌っているところを見たことがあるのは2015年のアニサマと、Classroom☆Crisis のイベントしかなく、一度ソロライブへ行ってみたいと思っていた。が、ポータルスクエアの有料会員には入っていないし、2ndツアーの本公演のチケットを探そうにも東京都内での開催はなく、近場の千葉公演のチケット入手は出遅れてムリ。かといって、その次に近い茨城や栃木まで行くモチベーションはなかった。
ただ、追加公演がありそうな感じだったので、追加で都内の公演があるかもしれないと待っていたら、やってきたのは幕張だった。有料会員にはなってないままなので、「WANTED GIRL」に入っていたシリアルで応募した。
そんなこんなで当日、17時過ぎをめどに会場に着こうと移動したところ、京葉線の東京駅で列車トラブルが発生し、出発が25分ほど遅れる。会場前に着いたのが17時40分。残っているグッズで何があるだろうかとグッズ売り場を見たところ、フェイスタオルとツアーパンフレットを購入。
本当は19日限定のタオルがほしかったが既に完売。タオルは1枚持っておけば、7月の天ちゃんソロツアー@パシフィコ横浜にも使えるので購入。
開演時刻の18時まで15分切っていたが、会場の前なので焦ることはない。
入場、そしてセットリスト1日目
CD 先行で取ったチケットだが、席の位置はハッキリ言ってよくない。ステージと直角になるスタンド席で、しかも一番遠い。開演したら身体の向きを90度近くステージ側に向けないと正面にならない位置だ。
正面の両端にスクリーンがあったが、双眼鏡の助けを借りないと演者の表情は見えない。
あと、失礼ながら、自分はもちょとナンスについてはほとんど知識を持っておらず、遠目では二人を判別できないヾ(^^;ぉぃぉぃ
「知らないのになんで来たの?」と言われるかもしれないが、いや、知らないからこそ、これから知るために来たのだ。
中央には花道から続くセンターステージがある。センターステージの床には3人のイメージカラーとなる黄色、ピンク、青が彩られている。遠いからセンターで歌う曲が多いといいなぁ。
今や遅しと開演を待つ。照明が暗転して開演したのは18時11分頃だった。
セットリスト1日目
01. TAILWIND
02. whiz
03. Baby My Step
04. バン!バン!!バンザイ!!!
05. ホントだよ
06. 誓い / 雨宮天
07. フラリ、コロリ、カラン、コロン / 夏川椎菜
08. ハピネスピース / 麻倉もも
09. Journey
10. ひかるカケラ
11. 散歩道
~とらぶるトラベル TrySail~
Tryザップ「魚で肉をゲットせよ!漢字マラソントレーニング」
12. Truth
13. Sail Out
14. オリジナル。
15. Brave Sail
16. Youthful Dreamer
17. High Free Sprits
18. コバルト
19. disco
20. primary
21. adrenaline!!
≪アンコール≫
22. Chip log
23. 明日も晴れる
24. WANTED GIRL
(※20時50分頃終演)
感想など
本記事の冒頭では TrySail のライブに来たことなかったから来たと書いた。しかしこれだとライブに来る理由になっていない。本当のところは、「(TrySailには最近の)スフィアよりいい曲を与えられている(と思う)」という友人からの意見が元になっている。
「いい曲」というのはたぶんに主観的なものがあって、ある人には「いい曲」であっても、別な人にはそう思えないこともあるだろう。一般的に「いい曲」を定義するのは難しい。
だったら、自分はどう思うのかを確かめた方がいいだろう。
まぁ…いい曲かを確かめるだけでライブに行くほどヒマとお金があるわけではなくて、TrySail が若くてかわいいからなんだが(^^ゞ。初参加のモチベーションとして容姿から入るのは十分な理由になりうる。
さて、開演直後は確かにお初の現場という感覚があったが、曲が進んでいくと、不思議と初めて来たという感覚が薄れていった。2曲を除いた残りの曲は生で歌っているところを初めて見る。すでにどこかで聴いていて、それをライブで追体験しているようだった。
うーん、それは予習をしっかりして聴き込んできたからであろうか。それもあるだろうが、何と言うか自然に曲にノレたし、初見なのに振りコピもまぁまぁできたような気がする。(細かい点を挙げると不十分だったと思うが)
おそらく自分にとっての「いい曲」というのは、ココにあるのかもしれない。
ライブで自然にノレることと楽しめること。歌声(声質)が自分の好みであること。……初期段階ではこの2点だろうか。ライブに行って楽しいことは必要条件だし、聴いていて心地いいのも無視できない。
もう少し進むと歌詞の持つメッセージ性もあるかもしれないが、自分の場合、よほど聴き込まないとそこまで到達しないので現段階では無視する。
なんだが理屈っぽい話が続いたが、セットリストは「いい曲」がふんだんに盛り込まれていた。ライブに参加していて楽しいこと、そして聴いていて心地いいこと。
楽しいの観点でイチ押しなのはアンコール「Chip log」だった。こういう例え方はどうかと思うが、童謡のようで、NHK教育テレビで歌われそうな印象だ。惜しかったのは、掛け合いをちゃんと把握してなくて、「○○は言いました」のところが遅れがちで満足に掛け合いを言うことができなかった。これは次回の課題だな(;゚ロ゚)
センターステージでは三角形の頂点に位置するようにメンバーの位置が変わっていくのを見ると、何か「美」を感じてしまう。センターが固定することなく次々と変わっていく。(私の理解ではセンターは曲ごとに違うということで正しい?)
クソ席が幸いしてか、上からセンターステージを眺めることでメンバーの動きをよく見ることができた。対称性の高いものには美を感じる。
家虎や光害に思うこと
事前の友人からの話で、「TrySail には家虎(イエッタイガー)が多いよ」と聞かされていた。私はライブの現場で家虎を聞いたことはまだない。アーティストの歌唱を邪魔する変なコールや口上には懐疑的なので、TrySail のライブに行きたいと思っていたが唯一引っかかっていたのがこれだった。
この日の公演に家虎があったのかは知らない。ステージから遠いクソ席だったのが幸いしてか、いわゆる「厄介」は近くにはいなかった。ただ、本編ラストの「adrenaline!!」ではペンライトをクイズタイムショック(孔雀)にして通路を走り回っている者が数名いた。すぐ視界から消えたし、そんな連中より TrySail を見た方がいいのでそのときは気に留めなかったが、こういう目立ちたがり屋はライブのレギュレーションで排除した方が気持ちよく観覧できる。
帰りの京葉線でライブ参加者と思われる人が隣の席で友人と一緒にいて、「変なヤツが近くにいなくてよかったね」と言っていたのを聞いた。やっぱりそういうことなのか??
翌日の公演では16人だったか18人が退場処分になったとか……
これは「おかしい」と言わざるをえない。なんでこんなに退場者がでるのか。退場させられることをハク付けと思っているのだろうか? 騒ぎたいのならアニクラで好きなだけやれよ。
退場させられるのは本人の勝手だが、暗い中で明るすぎる光を見せられることで具合が悪くなる人がいるのを知っておくべきだ。ライブの楽しみ方は人それぞれとは言え、こうなると自己満足では済まず、具体的に他人に迷惑を掛けることになる。ライブを観に来ているのか、騒ぎに来ているのか、どっちだ。
まとめ
TrySail のライブに初参加した感想をひとことで言うと、「大いに満足した」と言えるだろう。
歌声やダンスを聴いて見て楽しかったし、曲の予習以外の予備知識はなかったけど、十分すぎるほど楽しんだと思う。
欲を言えばクソ席ではなくもう少し近いところで見たかったが、そうすると上に書いたように、見なくていいものを見る羽目になったかもしれないから、デビュー戦としてはこれでよかったのかもしれない。
もう一つ欲を言うと、「センパイ。」を聴きたかった。予習していたときに刺さった曲だったのだが、追加公演初日で歌われることはなかった。2日目のオーラスで歌われたことを知り、「2日目のチケットにしておけばよかったか…」と悔やんだのであった(>_<)
コメント