スフィアライブ2017 We are SPHERE!!!!! 幕張公演2日目 感想など

11月12日(日)はスフィアのライブツアー「We are SPHERE!!!!!」の幕張公演2日目に参加してきました。本公演は約半年に及ぶツアーのラストで、次の日から結成10周年に向けてスフィアは約1年半の充電期間に入ります。

前日の幕張初日は行かなかったのですが、ツアーのラストは見ておきたいと思って参加することにしました。「充電期間」とは言っても、休止するのはライブを含む音楽活動であって、ラジオは継続するし、ソロの活動は続くので、喪失感はあまりないなと思ったのが参加前の心境でした。

 

13時過ぎに海浜幕張駅に到着して、同行の友人と昼飯。スフィアのライブに来たのに、スフィアの話題は少なかった気がするヾ(^^;ぉぃぉぃ

15時半頃に会場の幕張メッセイベントホールに到着して、入場。ツアーオーラスだからなのか、フラワースタンドの数も多めみたい。どこから出しているのか一通りチェックして、座席を探す。後ろは通路で、扉とも近いので、終演後は混雑に巻き込まれることなく退場できそう。

 

開演、セットリスト

8月の中野サンプラザでの公演は予習がイマイチ、とくにアルバム「ISM」の聞き込みが足りず、ポカーンなところがいくらかあった。その失態を踏まえて「ISM」を中心に、ニューシングルの「Heart to Heart」も聴き込んできたつもり。

解散はしないとはいえ、休止なので十分に楽しみたい……当たり前のことかもしれないが、予習をして知らない曲がない状態にしておきたい。

そんなこと思っているうちに場内が暗転し、開演となった。

 

セットリスト

01. SPHERE-ISM
02. vivid brilliant door!
03. Heart to Heart
04. LOST SEASON
05. Non stop road
06. Eternal Tours
07. キミが太陽
08. Spring is here(アコースティックver.)
09. My Only Place
10. letter writer / 豊崎愛生
11. 夢のとなり / 高垣彩陽
12. girly highester! / 寿美菜子
13. Q&A リサイタル! / 戸松遥

朗読劇パート

14. Sticking Places
15. HIGH POWERED
16. & SPARKLIFE
17. MOON SIGNAL
18. LET・ME・DO!!
19. クライマックスホイッスル
20. Miracle shooter

≪アンコール≫
21. Super Noisy Nova
22. サヨナラSEE YOU
23. キミ想う旋律

≪ダブルアンコール≫
24. Endless Anniversary
(19時45分頃終演)

 

感想など

前半部で印象深い曲を一つあげるとすると、アコースティックVer.の「Spring is here」だろう。

この曲自体、いろんなところで歌われているが、この幕張の地は特別であった。2011年4月、東日本大震災の直後で、地面のあちこちで液状化の痕が見られたこの地で開催されたライブの思い出が強い。

詳しいことは知る由もないが、ライブどころではなかったのかもしれない。3月には予定されていたイベントが中止になったこともあった。それでもライブの開催に至ったことで、開演前にスフィアの4人とバンドメンバーが登壇して、1分間の黙祷が捧げられた。終演時にはスフィアによるお見送りと、義援金が募られたのであった。

季節は全然 spring ではなく、まして is here でもない晩秋だが、ツアー最終日の幕張にこの曲を持ってきたのは、6年半前のことを踏まえてのことだろうか、と思いをめぐらしてしまった。

 

朗読劇パート以降は定番の盛り上げ曲で、安心して聴いて楽しめる……のだが、振りコピはこの日に至っても自分には難易度が高かった(^^ゞ 唯一練習したことのあるのは「MOON SIGNAL」なのだが、それでも振りコピ熟練者に言わせるとダメダメだろう(笑

耳だけでなく目もスフィアに集中して、リアルタイムにマネるのだが、なかなか大変だ。何年も前から、スフィアのライブに来るたびに振りコピを練習したいと言ったことがあったが、宿題が積み残されたままだった。

 

アンコールの「サヨナラ SEE YOU」。活動休止前ラストだからこの曲だったのかもしれない。この曲を、私にはドリフ大爆笑の「♪ババンバ、バンバンバン…」で始まる「いい湯だな」の替え歌とイメージを重ねる。

ドリフの歌もエンディングに歌われるが、「サヨナラはつらいけど、次の回までごきげんよう」と歌詞にある。このときのスフィアも同じ状況ではなかろうか。ライブ活動は休止するけど、残念がらずに待っていてほしい。そして、充電期間が明けたときにまたライブで会いたい、と。

……そんな気持ちが込められているように思えた。明るい曲だし、笑顔でまた会いましょう、という気持ちだろう。

 

そしてアンコールも終わってしまうのだが、何かが足りないよ。この日のために作ったであろう曲を歌ってないよ。

しかし、暗転したままなのでダブアン確定。「Endless Anniversary」…やっぱりこの曲が来ないと中途半端だ。そしてこの曲が来てくれたことで、スフィアの活動を締めくくる…わけじゃないけど、4人のスフィアに込める思いが歌われて、この日の公演が締めくくられる思いがした。

と同時に、ツアーが終わってしまって、休止期間に入ってしまうんだなということが現実にやってくるのだった。

 

メンバーのソロ活動は続くし、スフィアは解散するわけではない。しかし、私はスフィアというユニット推しだったからライブに足を運んでいた。1×4=4 ではなく、5にも10にもなるのがスフィアだった。ユニットにはそういう力がある。

思い出してみると、私が初めてスフィアのライブに行ったのは2010年秋の武道館公演。そのときはメンバーすらよくわかっておらず、両端の「オレンジと緑」しかわからなかった(;゜ロ゜)

あれから7年、まだスフィアが続いていること自体、驚くべきことかもしれない。2010年の時点では、ユニットが7年も続くって想像できなかったに違いない。

2019年の充電明けには、おそらくライブが開催されるだろう。そのときまたライブ参加できることを願いたい。

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