11月8日の日曜はスフィアの秋のライブツアー「Sphere music story 2015 “DREAMS, Count down!!!!」の最終公演 @NHKホールへ行ってきました。
スフィアのライブは3月のミッションイントロッコ以来で、今ツアーもこの最終公演のみの参加。ツアーの表題にもなっているニューシングルは買ってないし、メンバーのソロ曲もろくすっぽ予習してない。他公演のセットリストや演出に関係するネタバレも仕入れていない。ぶっつけ本番そのものである(笑
あいにくの天候で、雨は強くないものの傘が必須という状況。新宿のヨドバシカメラに寄ってから原宿で電車を下車。3月に3回来た代々木体育館の周りをぐるっと回って、会場のNHKホールへは開場時刻の17時頃に到着。
入場
晩秋のこの頃は17時になると、灯がない状態では人の顔を確認するのは難しい。程なく同行の友人と合流し、昔の関口宏のネタで盛り上がったところで入場する。入口付近に多くの人がたむろしているので入場が始まってないのかと思ったが、入場の進捗が遅いだけだった。
腹が減ったので売店で豚まんを買う。280円なので結構でっかい。ここで豚まんを食うのは2009年7月の「MUSIC JAPAN アニソンsp」以来である。
席は1階の後方。後方とは言え、代々木第一のような大会場ではないのでそこそこ近い。2週間後の「イヤホンズvsAice5」の下見にもなっている。
開演
開演のブザーが鳴り、客灯が徐々に落ちる。通常はここで Stand Up! なのだが、立ち上がる人がほとんどいない。緞帳が上がると、中央にはテーブル、左右には2つずつのドア、ドアの色はメンバーの定位置にあわせたイメージカラー。バンドメンバーが見えないので、一見ラジオの公録に見えた。
今回のツアーは全編ミュージカル(コント)仕立てで、芝居の合間に曲が入る形式らしい。ん?「スフィアをめぐる冒険」か??
セットリスト
コントの間に組み込まれたセットリストは以下の通り:
01. Super Noisy Nova
02. Feathering me, Y/N?
03. Uh-LaLa / 豊崎愛生
04. Jolly Dolly’s Music!!!
05. Dream sign
06. Walking On Sunshine / 高垣彩陽
07. Now loading…SKY!!
08. 君の空が晴れるまで
09. Sticking Places
10. Candy Color Pop / 寿美菜子
11. イマジネーションは終わらない
12. NEVER ENDING PARTY!!!!
13. 恋ヲウチヌケ / 戸松遥
14. CHANCE!
15. vivid brilliant door!
16. DREAMS, Count down!
≪アンコール≫
17. Ding! Dong! Ding! Dong!
18. クライマックスホイッスル
19. A.T.M.O.S.P.H.E.R.E
20. LET・ME・DO!!
≪ダブルアンコール≫
21. DREAMS, Count down!
感想など
スフィアのメンバーは音雨出版の社員で、各自が違う雑誌の編集を担当している。話は 4人が会議をするところから始まる。会議のお題は「夢」雑誌のための企画会議らしい。
しかしここで愛生さんから驚きの情報が! 役員室の近くを通った際に「がっぺい」という声が聞こえたらしい。今日の20時に「がっぺい」が決定される、と!
「合併?」と驚く一同。愛着のある我が出版社が他社に吸収合併される。合併を阻止すべく、「夢」雑誌の企画を立ち上げて、役員に直談判に行く……という話で進んでいく。
こうしてスフィアの4人がそれぞれの夢を語っていくのだが、ここがコントである。以前TV放送していた「スフィアクラブ」を思い出させる。ここで文章で書いても面白くなさそうなので、発売の決まっている本公演の映像を待つことにしよう。
出版社での勤務という設定なので、衣装はほぼ普段着。トップスはイメージカラーをあしらっている。コントの合間に歌唱が入るという演出上、スフィアとしての歌唱はこの衣装となり、華やかさに欠けると思った。ソロパートではそれぞれの衣装があった分、演出の都合とはいえ、なんかもったいないように感じた。
スフィアの曲は中盤までは定番ばかりで、予習をサッパリしなかった者にとっては優しいセットリストだった。ソロ曲は……あ、ううん、かなりポカーンでした(+_+)
優しいセットリストもハルカスのソロが終わってからは……あうあう、ニューシングルをまだ買っていません(゚◇゚)ガーン
ツアータイトルにもなっている「DREAMS, Count down!」は振り付け(振りコピ)がキーポイントのようだ。リスアニTVでも放送されていました。リスアニTVは毎週録画しているのに未チェックだった。スフィアが出演しているところまではチラ見したのだが(苦笑
そうはいうものの、振り付けは初見でも追えたし、他の身体で覚えないといけない振りコピと比べるとビギナーにも優しい。ユニークな動きが多かった。
20時を過ぎ、音雨出版の役員会が始まる時刻。スフィアの4人は役員室に乗り込んで、「夢」雑誌の企画ととmに「がっぺい」阻止を直談判しにいくのであったが……
他社に吸収合併という噂はデマだった。佐賀県の方言「がっぺ」を「がっぺい」と聞き間違えたのがオチ。音雨出版はこれからも今まで通り活動できるのであった。
寸劇パートはライブ本編のみなので、アンコールでは衣装替え。イメージカラーをあしらったモコモコのスカートだった。何枚穿いているんだろうかと思ってしまうヾ(^^;ぉぃぉぃ
ここで久しぶりに聴けた「A.T.M.O.S.P.H.E.R.E」は日替わり曲らしい。この曲の醍醐味はメンバへのコール入れですわ。「クライマックスホイッスル」のタテタテヨコヨコ振り付けもやっていて楽しい(^_^)v
終演??
ラストの「LET・ME・DO!!」を歌い終わって舞台袖に退場する。最後の挨拶もしたし、バンドメンバーの紹介もした。これで終演なのだろう。追い出しのアナウンスも流れている。追い出しアナウンスは否応なく現実に戻される区切りである。
しかし客灯がつかない。望みをかけてアンコール。(ただし自分は喉の調子が思わしくないためコールには不参加(・ω・))
そして、まさかのダブルアンコール来た! 曲は「DREAMS, count down!」の1曲だったが、新曲をあまり聴いてない(…というかさっき聴いた1回のみ)から 2回目の歌唱でもオッケー。ユニークな振り付けをもう一度するのであった。
このダブルアンコールは本当にダブルアンコールだったのだろうか? いまは「アンコール」といっても始めからセットリストに組み込まれていて、単なる演出の一つになっている。そうでないと、アーティスト活動に重要な告知をアンコールパートに持ってくることはしない。最初から組み込まれているからこそ、告知がアンコールに出てくる。
追い出しアナウンスはフライングだったのか? 客灯がつかなったのは「まだ終わりではない」という演出だろうし……本当にサプライズのアンコールというものを体験してみたい。
会場を出て、渋谷のねぎしで牛タンを食おうと思ったが、入店待ち客が相当並んでいたので牛タンはやめて、ふつうに定食を食ってお開きとする。
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