9月26日はゆかりんのライブ「20th Anniversary 田村ゆかり LOVE♡LIVE 2017 *Crescendo♡Carol*」へ行ってきました。本ライブは2days開催ですが、参加したのは初日の方でした。
会場は横浜アリーナ。ここに来るのは久しぶりで、おそらく2013年9月に開催された、ゆかりんの「Caramel Ribbon」ライブ以来の4年ぶりかもしれない。
私はメロプリには入ってないし、今年のアニサマにも行ってないので、歌っているゆかりんを見るのは2015年6月、キンスパの翌週に代々木第一体育館で開催されたライブ以来になります。
……ここ最近のブログ記事にあるように、私にとってはご無沙汰のアーティストさんが続いています。ゆかりんの場合はライブ自体がなかったから、待ちに待った単独ライブですね!
仕事を17時で早退して、新横浜へ。横アリには18時10分頃に到着。既に暗くなっていて、入場列が人でウニョウニョになっている。同行の友人を待つため、しばし待機。
入場は18時40分頃。トイレ列が長くなっていて、着席したのは18時55分頃。座席はアリーナBブロックで正面後方ですが、横アリなのでそんなに遠いとは思わない。
19時03分頃開演。客灯が消え、ピンク色の海が広がります……
初日セットリスト
初日のセットリストはこちら:
01. Hello Again
02. 惑星のランデブー
03. 好きだって言えなくて
04. Luminous Party
05. アンジュ・パッセ
06. 100 CARAT HEART
07. エキセントリック・ラヴァー
08. 心の扉
09. Lost Sequence
10. Masquerade kiss
11. 勇気をください(アコースティック)
12. めろ~ん音頭 ~Festival of Kingdom~
13. Sewing My MODE
14. SUN SUN サマー Touch Me / 神楽坂ゆか
15. ココナッツガールは誘われたい / 神楽坂ゆか
16. 女豹 / 神楽坂ゆか
17. ゆかりはゆかり♡
18. ラブラブベイビーハッピースター
19. fancy baby doll
20. もうちょっとFall in Love
21. You & Me
22. Fantastic future
23. W:Wonder tale
≪アンコール≫
24. チェルシーガール
25. この指とまれ
26. Super Special Smiling Shy girl
(22時40分頃終演)
ライブの感想など
レコード会社移籍後の初ライブなので、いままでのゆかりんライブが踏襲されるのか、それとも新しい演出となるのかが気になっていました。
くすんだ猫、くすんでない猫といったマスコット。桃色男爵や桃色メイツといった、バンドメンバーやダンサーの呼称。こういった演出ネタをキングレコードが握っていて離さなかったら、無くなってしまうんだろうな、と。
しかしそれは1曲目から猫が2匹出てきたことで杞憂に終わった。歌われたのは、新しくパーソナリティを務めることになったラジオ番組の OP曲だった。「Hello Again」という曲名が、新たなスタートを象徴しているように思えた。
自由奔放な MC もそのまま。男性のお客さんを「おっさん」と言ったりするゆかりん節も変わることなかった。歌と同じくらい MC が楽しみで、どれくらい笑えるかを期待していた自分にはこの点も杞憂だった。
ゆかたんが現れたのも驚き。ゆかたんこそ、キングレコードが握っているコンテンツだと考えていたので、もう金輪際見られないと思っていたのだが、まさかの登場。パンツに「ゆかたん」もそのまま(笑
桃色男爵と桃色メイツという呼称は踏襲されたが、メンバーは替わっていたのだろう。前の桃色男爵では特徴的だったブラスが楽器から無くなったのはちょいと残念だったか。
後半はド定番曲ばかりで、私もピンクのペンライトを振ってコールを入れたりしてました。ガチな王国民のようにキッチリとコールを入れられるほど覚えていないが、できる限り入れたつもり。
「fancy baby doll」では、餌付けと言われるぬいぐるみの投げ入れと空気砲も変わることなく踏襲。自分のいたアリーナ席の方を向けて空気砲を打ってくれたのだが、角度が足りず 2列前のお客さんがゲットしていた。
本編ラストは私の好きな「W:Wonder tale」だった。この楽曲は恋の歌だが、DD 禁止を訴えている気がしてならない。
MC について
初日の MC について覚えていることを書いていこうと思います。
舞台装置の機器を見て、「たこ焼き器みたい……たこパできるよね。でも、ゆかりは友達いないから関係ないよね」
お客さんの男女比調査。女の子の声を聞きたいけど、まずは前座でおっさんの野太い声を。珍しい動物名を叫ぶことにしようということになり、男子は「ウーパールーパー」、女子は「エリマキトカゲ」
※エリマキトカゲの意味がわかる人は1980年代に既に物心ついていた人だ(笑
グッズのハッピの背中にある文字「ゆかり好」の読み方。「ゆかりハオ」「ゆかりこの」「ゆかりじょし」……お客さんの反応で多数決を取ろうとするが、「待って!これ怖いヤツ!?」と言って止める。
それでも恐る恐る取った調査は「ゆかりハオ」が一番多かったみたい。
バンドメンバーを「おじさん」と呼ぶヾ(^^;ぉぃぉぃ
今回はステージがセンター席の真上を通過し、後方の PA ブース近くまで移動する演出があった。床の一部に穴が開いていたそうで、ゆかりんは移動中に穴から下を覗きたかったが、この演出時はしっかりと動きのある曲だったので覗けなかった。
リハーサルでは3時間かけて全て通したらしい。昼ご飯を食べる時間が無くてお腹が空いているそうだ。何か食べたいということになり、物販で売っていた人形焼きが欲しくなる。そして、ステージ向かって右側の角に座ってお客さんにねだる。
お客さんから受け取った人形焼(カスタード)を開封し、バンドメンバーにもあげる。ゆかりんの取った1個は半分こされ、残りは提供してくれたお客さんに戻される。
続いてチョコレート味の人形焼きもお客さんからねだる。こちらも1個が半分こされ、残りはそのお客さんに戻される。
お礼に人形焼きの箱にサインを書いてあげたいけどペンがないので、お客さんにペンをねだる。「あ…でも、ペンを貸してくれたお客さんにはサインを書けないよね?」と言って、今度はステージ向かって左側の角に移動する。
ペンを貸してくれたお客さんのために、サインを書くための紙が欲しいので、今度は紙をねだる。すると、紙がゆかりんに渡される。
「紙をくれたお客さんにはサインを書けないから、この紙を半分にする?」と言うが、「そのノートを貸してくれたら(サインを書けるから)いいじゃん」となって、ノートが渡される。
ノートに書いてあることをチェックするゆかりん。ライブの様子や MC のネタがメモってあるのを見て、「あなたメモラーなの? 明日もあるから SNS とかにはまだ書かないでね」となる。実はこのノートの持ち主はラジオの常連投稿者だった。ラジオに投稿するためのネタ帳だった。
結局、人形焼き3種類、ペン、ノート(紙)を提供してくれたお客さん5人にゆかりんのサインが渡った。私はそんなに詳しいわけではないが、為書き入りのゆかりんのサインってすごく貴重だと思う。
※この MC が強烈すぎた。ライブ中に演者が水分を摂ることはあっても、何かを食べることはまず無い。客いじりと即興のサイン会も加わって、自由奔放なMCがここに極まるという印象を受けた。
まとめ
レコード会社の移籍でライブはどうなるのかと思っていたが、始まってみればキングレコード時代と演出はほとんど変わることなかった。
初夏に開催されたメロプリのファンクラブイベントでは、「リハビリ」という位置づけのコーナーがあったらしい。このリハビリの意味するところがファンにとってなのか、ゆかりんにとってなのかは知らないけど、私にはブランクを感じさせることはなかった。そこはやっぱり20年間活動しているプロなんだろう。
終演は22時40分頃。まさかの3時間40分近いボリュームだった。横アリを出たのは23時を回っていたので、帰宅したのは0時過ぎだった。
曲数も26曲と十分だった。ゆかりんは「明日も同じだから」と強調していたが、翌日のセットリストが半分くらい変わっていたのを知って、「ぜんぜん同じとちゃうやん!」とツッコミを入れたくなった。
もし、ゆかたんが出るなら歌うかなと思っていた円周率の歌が2日目だったとは! カメラが入っていたらしいので、そっちに期待か。
コメント