Please! 10th Anniversary Final Event ‘summer wind’ 感想&レポート

日曜はパシフィコ横浜での標記イベントへ行ってきました。

去年4月に川口リリアにて放送10周年記念イベントに続いて、「おねがい☆ティーチャー&ツインズ」のイベント再来です。

去年が10周年なのになぜ “10th Anniversary” なのかというツッコミがないわけでもないですが、今年は「ツインズ」から放送10周年ということで…

 

16時過ぎにパシフィコ横浜着。今年はこの会場に来ることが多い。4回目だ。猛暑ですが、すぐ近くが海なので風がほどよく当たる。蒸し暑い、べったりとした風なのは仕方ないだろう。

17時をちょっと回ったくらいに入場。冷房がよく効いている。入場口から冷気をはっきりと感じる。席は最速先行で取った割には 1階の41列。ボッシュートされそうな残念な席と twitter には書いたのだが、入場してみると中央ブロックで通路側。

3箇月前の「K」のイベントでもそうだったが、パシフィコ横浜は 1階席なら後方でもそんなに見にくいことはない。

 

17時33分にお姉ちゃんの声で前ナレ。開演のことを授業開始と言っていました。注意事項やら何やらかんやら盛り込みすぎて、お姉ちゃんはアップアップ気味で、この後の進行に若干の不安を感じたのですが、それは違う意味で大きく裏切られることになったのでした。

 

総集編の上映

17時40分頃に授業開始。第1部は井出監督による「おねティ」と「おねツイ」の新解釈映像の上映。要は総集編。各30分ずつ。

両作品のオープニングは KOTOKO とひろ美姉さんの新曲に差し替えられました。これについては、私は差し替えない方がよかったのでは…?と思います。

「おねティ」で KOTOKO を知った者としては、やっぱり「Shooting Star」のイメージは強烈で、不可分です。「ツインズ」の「Second Flight」も同様。

放送開始時は 4:3 の画面でしたが、いまは 16:9。それに合わせるために画面の上下を切ったそうです。一方、木崎湖周辺の風景を感じ取ってもらうため、上下に画面をパンする演出(編集)を加えたそうです。なお、地デジの影響はないそうですヾ(^^;ぉぃぉぃ

 

トークショー

第2部は声優陣の登場。
…と、その前にステージ狭しと駆け足で登場したのは、まりえ役の金田朋子さん。

量販店の店員が羽織るようなピンク色のハッピ姿で登場し、マイクに向かって発する声は超音波成分を含む声。手には台本を持って、このイベントの司会を務めます。

 

そして声優陣の登場。

最初に登場するのは、みずほ先生役の『お姉ちゃん』

もはや様式美の「井上喜久子 17才です」はショートバージョンだった。手元には「おいおい扇子」を準備して、ヾ(^^;ぉぃぉぃ をやります。

 

続いて、桂くん役の保志総一朗さん、小石役の川澄綾子さん、漂介役の岩田光央さん、楓役の大原さやかさん、深衣奈役の中原麻衣さん、樺恋役の清水愛さんの登場(順不同)。女性陣は浴衣姿でした。

こう言っちゃなんだが、このあたりの声優陣が自分的にしっくりくる。川澄綾子さんといえば、「To Heart」のあかりとまほろさんを思い出す。清水愛さんも「まほろまてぃっく」に出演してました。ただ、PS版のあかり役の頃は演技が上手とは言えず、アンチになりそうだったのは懐かしい思い出です。

「To Heart」の注目どころは芹香先輩とマルチだったのも懐かしい思い出(笑

 

声優陣が揃ったところで、ステージにはマイク(!= 麻郁)が並べられ、生アテレコのコーナー。

人気投票(ってやっていたのか?)で選ばれた名シーンを4つをゲストの声優陣がアテレコしていくのですが、ここから司会の金田節が全開!

進行は台本をそのまま読んでいるし、せっかくのいいシーンが金田さんのボケで頭に残ったのが名シーンよりボケの方。「桂(けい)くん」を「かつら」って読んでしまったり…

かつら…って、そりゃ落語家だろ?ヾ(^^;ぉぃぉぃ

 

しかしながら、金田節でぐだぐだのワケワカラン状態にされても、アテレコシーンになるときっちりセリフを当てて、名シーンに生命を吹き込むのはやはりプロの声優の仕事である。

放送から10年経過してもアテレコを見ている限り、そんな時間の経過を感じさせなかった。ここで岩田さんがいいこと言っていたのだが、ここでも金田節でそれが面白い話に(笑

 

ライブコーナー

第3部はアーティストによる「音楽コーナー」(by 金田節)ですが、その準備ため舞台左端に声優陣が集まってグッズの商品説明。

ライブパートはお姉ちゃんのナレーションで始まりました。最初の曲はやっぱりこれでしょう、「Shooting Star」

 

KOTOKO を生で見るのは前回の Please! 10周年イベント以来、1年4箇月ぶり。私が KOTOKO を知ったのはこの作品だし、えろげプレイヤー以外に KOTOKO が知られるようになったキッカケが、この作品「おねティ」だったことに異論を唱える人はいないでしょう。

前回のイベントレポにも同じことを書いたと思う。

「おねティ」に興味を持ったきっかけはお姉ちゃんが主役で参加することが決まったから。そしてイメージソングとOP主題歌を歌う KOTOKO を知った。そこから I’ve 歌姫陣へとつながり、いまのライブ三昧生活に到っている。

 

エンディングを 2曲とも披露したまみまみこと川田まみさん。私は「ツインズ」の ED「明日への涙」がより好み。ほどよいテンポの速さが何か颯爽感のようなものを感じさせる。

KOTOKO とひろ美姉さんとのユニットで「Second Flight」

この曲は2005年の I’ve in BUDOKAN 以来だいぶ歌われることのない曲でした。昨年のイベントでも歌われ、この日も歌われたので一時期のレア感はちょいと薄れました。

…が、やっぱりこの2人が同じステージに会して歌うことは、もしかしたらもうナイかもしれない。まして、第1部の総集編のテーマ曲となった新曲をこの2人が生で歌うのをもう見ることはないかもしれないですね……

 

アーティストとして登場した3名とも、この両作品にかける思いは相当のものだったに違いありません。MC も積もる話や思いの強さが大きいのか、ついつい長めになってました。

ライブパートのラストを締めくくったのは、「おねティ」のイメージソングとして最初に作られた曲「LOVE A RIDDLE」

「Shooting Star」よりこっちの方が好み。

2006年12月の横浜アリーナライブで、秋爽 → LOVE A RIDDLE と続いたときはホンマ泣きそうになったもんな。ペンライトを振りながら今までのことを思い出していました。

 

エンディング

最後はすべての出演者が一堂に会して、イベントの締めくくり。金田節はここでも絶好調。

お姉ちゃんにコメントを求める際、「いのうえ…」のところで噛んでしまう。「喜久子」で噛む人はたまにいるけど、とお姉ちゃんから突っ込まれて、「(井上は)平凡な名前なのに…」と、業界で先輩なのにひでぇボケ(ぉ

ここで全国の井上さんを敵に回した(笑

 

言わずもがな、このイベントはお姉ちゃんと KOTOKO をメインで観に来たつもりでした。

フタを開けてみれば、イベントの主役は間違いなく金田さんだった。金田さんを司会に起用した決断、これは冒険だっただろう。最後には台本をボロボロにしてしまう司会っぷりはグダグダだったが、結果として大いにウケたから OK だったのではないだろうか?

 

映像収録してないのが悔やまれます。

この金田節は「おねティ&ツインズ」ファンとして忘れられないものになりました。放送から10年以上経ってもこうしてパシフィコ横浜を埋められるほど人が集まってくることに、この作品が永く愛されていることを感じます。また何年後かに、今度は「夏待ち」も含めてイベントができるといいなぁ。

 

終演は21時24分頃。

速攻で外へ出て、パンフレットだけ買いました。翌日が月曜で時刻が遅いこともあり、打ち上げはナシで桜木町から帰宅しました。

 

「家に帰るまでがイベントですよ」(by 金田節)

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