茅原実里ライブ2019 SUMMER CHAMPION 感想など

茅原実里

 

みのりんこと茅原実里さんの毎年恒例の河口湖でのライブSUMMER CHAMPION 2019」(サマチャン2019)へ今年も参加してきました。

回を重ねること今年で11回目。日程も毎年変わることなく8月の第1週末3日と4日でした。私にとってもここ11年の8月第1週末は河口湖で過ごすのが定番となっています。

 

今年は全く同じ日程でバンドリのRoseliaのライブが富士急ハイランドでありました。また、ゴルフの試合もあり、ホテルの争奪戦が懸念されましたが、サマチャンの方がRoseliaより先に発表されたことで、宿探しには苦労しなかったです。

ファンクラブでのチケット抽選がほぼ全当となっている状況なので、よりシビアなのは河口湖での宿の確保にあります。

 

私はいつも通りJRと富士急行で河口湖へ向かいます。大月で乗り換えなのですが、近年増えている外国人旅行者に加えて、今年はバンドリ勢が増えていました。RoseliaTシャツを着ていた人がそれなりにいたから。

富士急行の特急の自由席は席のない人が通路にあふれていました。

 

それで、13時過ぎにステラシアター到着予定で動いたのですが、ここで先に会場入りしていた同行の友人から思わぬ知らせが。

 

「一般参賀」と私が呼んでいるみのりんとバンドメンバーの公開リハーサルがもう終わってしまったと。

 

これまでの前例では14時ごろなのですが、1時間ほど前倒しで終わってしまった。

理由をきちんと調べてないけど、一般参賀を早く終えて河口湖のスタンドパネルにみのりんがサインしに行くためだったのかな??

 

一般参賀の終わったステラシアターに到着し、昼飯を食す。河口湖駅近くのコンビニで買ったおにぎり、屋台の焼きそばを食したのち、何年かぶりに屋台の桃を食す。今年はお腹の調子がいいのか、食欲が旺盛であった。

 

ただ、桃はちょいとデカかった。

 

ライブの感想など

河口湖ライブでは初めての電子チケット。スタッフがスマホ画面を操作するので、紙のチケットをもぎるより時間がかかっているようだった。

 

初日の席は2Gの前方、2日目の席は1Cの前方だった。

2Gはステージ向かって右寄りなのでイマイチかと最初は思ったが、旗曲ではみのりんのお立ち台がすぐ近くだったから、思いがけず接近状態だった。

2A2Gというとクソ席と思いたくなるが、前方であれば何の問題もない。お立ち台近くならなお良し。

 

1C前方は非常に見やすい良席だった。ステージ上のケニーの目線とほぼ同じで、軽く見下ろす感じ。座席はすり鉢状のひな壇だから、前の人の頭も気にならない。見やすさの点では、むしろ半円形の前方アリーナより良席と言えるだろう。

 

 

セットリストについて。

今回、特筆すべきはリクエストコーナーである。

 

リクエスト自体はありふれた企画であるが、投票をファンからではなくバンドメンバーのCMBやスタッフから募った点が注目である。

その結果、アルバムツアー以外ではなかなか披露されない楽曲が歌われた。

ファンから募ると定番曲(人気曲)がどうしても上位に来るだろうから。

 

みのりんに限ったことではないが、活動期間が長くなって楽曲が増えてくると、アルバム収録曲はアルバムツアーでないと歌われない傾向が出てくる。

とくにみのりんの場合、セットリストに占める定番曲の割合が多いような気がする。

 

定番曲が多いと新規のお客さんも予習をそれほどすることなく楽しめる点は良いことである。

一方で、みのりんライブに50回、60回と来ていると、定番曲ではないレア曲も回収したいという贅沢な希望が出てくる。

 

この点を踏まえると、初日の「雨音のベール」、2日目の「Celestial Diva」「Happy Kaleidoscope」あたりが回収されたのは良かったよね、と言いたい。

リクエストコーナー以外では、「Final Moratorium」を聞けたのは久々だった。

 

次は反省点。

2曲目に「HYPER NEW WORLD」が来て意表を突かれる。

というのも、楽曲中にある2種類4つのコールをろくに覚えていないからであった。

自信を持って言えるのは、4つ目の「Yes」のみ。アルバムツアーの時はばっちり覚えていたんだが、時間の経過とともに記憶があやふやになってしまった。

 

もう1点は「アイアイ愛してるよ♡」の旗振りが怪しかったこと。

SPIRALツアーでは2018年末に公開されたみのりんサンタの練習動画を見て振れるようになっていたんだが、サマチャンではまぁ……怪しかったですな(笑

1日目が終わってから、ホテルで練習動画を見て確認しました。

河口湖ライブでの旗曲といえば「Lush march!!」だと信じて疑わなかったから。

 

それ以上に焦ったのがアンコールでの「アイノウタ」だった。D-Formationツアーは追加公演合わせて11箇所回ったけど、7年経ったら忘却の彼方。

幸いにして、曲が始まったら思い出したので、よかったけど。

 

レア曲回収とか言っておきながら、その一方で旗振りやコールを忘れているんですわ。

ただ……みのりんライブの感想記事ではよく言っていることだが、河口湖ライブの映像化がされなくなって、旗曲の映像が全て揃っていないことが不満である。

新規のお客さんのためにも、旗曲の映像はすべて揃っている方がいいと思う。

 

 

MCでみのりんが「出席調査」をしていたように、いまも新規が河口湖に来てくれている。

新規はちゃんとフォローして固定客にしていかないと。ファン同士のフォローは大事だが、アーティスト側からのフォローってそれ以上に大事だと考える。

 

幸い、アルバムツアーは映像化されているが、河口湖ライブも映像化されないものだろうか? ビジネスとして売上を見込めないから?

収録スタッフを河口湖まで連れてくるのはコストがかかるが、アルバムツアーとは違ったライブの楽しさを現地参加者以外にも知ってもらうのに映像化は効果的だと思うのだが。実際、ゆかりん(田村ゆかりさん)はサマキャンの一般参賀での旗振り動画を youtube で見て興味を持ったんだから。(公式の映像ではないが)

 

セットリスト

 

01. 美歌爛漫ノ宴ニテ (1日目) / Sunshine flower (2日目)
02. HYPER NEW WORLD
03. NEO FANTASIA
04.
05. 会いたかった空
06. 言の葉
07. 夏を忘れたら

リクエストコーナー 1日目≫
08. この世界のモノでこの世界の者でない
09. 雨音のベール
10. 憧れは流星のように
11. Contact 13th

リクエストコーナー 2日目≫
08. Celestial Diva
09. 一等星
10. Happy Kaleidoscope
11. Say you?

12. アイアイ愛してるよ♡
13. 君がくれたあの日
14. 蒼い孤島
15. Final Moratorium
16. Paradise Lost
17. Sunshine flower (1日目) / Freedom Dreamer (2日目)

«アンコール»
18. エイミー
19. アイノウタ
20. Freedom Dreamer (1日目) / 美歌爛漫ノ宴ニテ (2日目)

 

まとめ

7月に京都アニメーションの放火事件があり、多くの人命が失われました。

2日とも、開演時刻ちょうどの1630分にみのりんが登壇し、全員で起立して黙祷をしました。

みのりんのキャリアと京アニ作品とは密接な関係があり、改めて失ったものの大きさを感じずにはいられませんでした。

いろんな考えがありますが、開演前に黙祷をし、ライブ中には事件について触れなかったのは良い判断だったと思いました。

 

今年のサマチャンはシンプルだったと思う。

CMBのインストパートはなく、それにともなう本編途中での衣装替えもなし。途中で上着を脱いだり、帽子を被ったくらい。

上着を脱ぐところで、ケニーが「タブー」のメロディーを弾くのであるが、この加藤茶のネタをリアルタイムで見ていたのは50代以上だろう(笑

 

ダブルアンコールもなく、みのりんが浴衣に着替えることもなかった。ダブアンはなくてもよかったが、浴衣姿は見たかったような……

注文をつけたように見えるが、私としてはテーマや企画を設定するより、河口湖という場所だから許されるゆる〜い感じのライブを見せてくれれば満足です。9割以上がリピーターなので、多少のグダグダは演出の一つとして温かく見守ってくれるでしょう。

 

2日とも天候に恵まれ、一滴の雨も降らなかった。その分暑かったが、ステラシアター周辺は雨宿りできる場所が非常に限られているから降られなくてよかった。ミスサンシャインがミスタースコールことチャンババを抑えての勝利だった。

来年の開催があるとすると、東京オリンピックの真っ最中になる。交通や宿の事情が読めなくて未知数な点が多いが、機会が許せば参加したいと思う。

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