アニメロサマーライブ2015 3日目感想

茅原実里

8月最後の日曜となる30日は、「Animelo Summer Live 2015」(アニサマ)の 3日目に参加してきました。今年は3日間通じて自分が引っかかるアーティストの出演が少なく、わずかに最終日にみのりんが出るくらい。そんなわけでチケットは最終日しか確保せず。

 

14時40分頃に会場のさいたまスーパーアリーナ着。けやき広場でイヤホンズが「CHA-LA HEAD CHA-LA」を歌っていた。天気は霧雨、やや肌寒い。

アニサマ2015 3日目入場口

15時頃、同行の友人らと合流。霧雨の中、外にいる理由もないので入場。席はアリーナのA8。これは animelo LIVE! のダイヤモンド会員である友人のおかげ。投下した金額に対して、それに見合った席が来るのは資本主義社会のあるべき姿だろうか?(^^ゞ

 

入場

チケットをもぎられて、続いて手荷物検査。カメラチェックだけかと思ったら、ビンに入った栄養ドリンクを見つけられる。ここで捨てるか飲むかのどっちかにしてくれと言われるので、仕方なく入場口で飲まされる羽目に。

金属探知機ではポケットの中身に対してピーピー鳴る。Suica とキャッシュカードが反応したらしい。今までこんなことはなかったのに

 

会場に入ったらアリーナAに行くまで3回のチケットチェック。最前ブロックまで到達するには3つの関所がある。関所が多いのは、アホが自席を離れて走り回ったりするからやろか。

着席して開演までしばらく待つ。出演者はみのりんしか把握してなくて、誰が出るのかろくにわかってない。したがって予習は全然していない。TrySail が出演することをここで初めて知るヾ(^^;ぉぃぉぃ

16時にわっしーこと鷲崎健さんによる前説。16時10分、中央のスクリーンに本日の出演者が紹介されて開演。

 

セットリストと(本当に)簡単な感想

01. 変幻自在のマジカルスター / GRANRODEO×小野賢章
02. Stand Up!!!!!!!!!! / てさプルん♪
03. 色彩crossroad / てさプルん♪
04. Youthful Dreamer / TrySail
05. コバルト / TrySail

雨宮空さんを初めて見ることになる…のだが、登場したのはバックステージ。アリーナAなのにこの遠さはキンスパでほっちゃんが登場したときの悪夢の再来に思えた。

トロッコで正面に戻ってきて「コバルト」を歌唱。『Classroom☆Crisis』は毎週見ているから、この曲はわかる。TrySail としての歌唱力はまだ荒削り気味だろうか?

 

06. Raise (album ver.) / 小倉 唯
07. Honey♥Come!! / 小倉 唯
08. からっぽカプセル / 内田真礼
09. ギミー!レボリューション / 内田真礼
10. 笑顔と笑顔で始まるよ! / 新田恵海
11. 探求Dreaming / 新田恵海
12. YES!! / 大橋彩香

『さばげぶっ!』の OP 主題歌。後述するように、『青春×機関銃』は早々に脱落したが、こちらは最後まで見た。
13. ENERGY☆SMILE / 大橋彩香
14. ideal white / 綾野ましろ
15. 星屑のインターリュード / fhána
16. ワンダーステラ / fhána

去年の『僕らはみんな河合荘』のOPに続いて出場。そのときはアリーナ後方の視力検査席でよく見えなかったのだが、ヴォーカルの towana さん、かわいいな! アンコールではツインテールで登場し、大変結構でございました。

 

17. divine intervention / fhána feat. ZAQ
18. ありがとう、だいすき / 茅原実里
19. 境界の彼方 / 茅原実里
20. 会いたかった空 / 茅原実里

月初のサマドリ3を思わせるバラードでまとめた構成。「境界の彼方」が聴けたのはよかった。間奏部分のピアノソロもそのまま演奏。ここが聴き所である。続いて劇場版主題歌の「会いたかった空」を歌唱。

しかし、『境界の彼方』のアニメは2話か3話(と「スッコスッコ」)で見るのを止めてしまった。特殊能力格闘系の作品が食傷気味で、うんざりしていたからであった。ガマンして(?)見ていればキャラ同士の絡みがわかって、「よかった、感動した」という評価のある劇場版を見るモチベーションへと続いたのかもしれないが、そこまでガマンできなかった。

 

自分の中での作品の評価はこんなもんだが、『境界の彼方』の楽曲はTV版も劇場版もいい曲揃いで、みのりんの持ち歌に花を添えるものであろう。「境界の彼方」はここ数年のみのりん曲の中で、何度も生で聴きたい曲の一つだ。

ところで、「境界の彼方」の色は白じゃないのか? いろんなファンが集まるアニサマだから仕方ないかもしれないが、河口湖で歌ったなら白一色になるはず。

3曲を歌い上げて休憩。前半のトリで出てきてしまったから、大トリは GRANRODEO で間違いなかろう。

 

21. Our Steady Boy / ゆいかおり
22. Ring Ring Rainbow!! / ゆいかおり
23. 少女交響曲 / Wake Up, Girls!
24. タチアガレ! / Wake Up, Girls!

「タチアガレ!」はセンターステージでの歌唱。自席から90度左に向くと真横から見ることになる。歌声を聴いていたというよりは、曲に合わせてメンバーがフォーメーションを変えていくところを見ていた。WUG は見ていて一生懸命さが伝わってくる。

 

25. ラブ+I・N・G / つん♡へご(新田恵海&大橋彩香)
26. Your Voice~Jumping!! / Rhodanthe*
27. 夢色パレード / Rhodanthe*
28. 群青サバイバル / 小松未可子
29. そばかす / 小松未可子×内田真礼 feat.恩田快人

『青春×機関銃』はほっちゃんが出るというので見始めたが、サバゲーの話だとわかり、2話で止めた。この曲は本作の OP より、「天使のたまご」のCMで流れて聴いた回数が多い。

コラボの「そばかす」は高まった。今回のアニサマはほとんどポカーン(゚Д゚)だから、あまり見てなかった『るろうに剣心』でも高まる(笑

 

30. ZERO / 小野賢章
31. Blue horizon / 小野賢章
32. Philosophy of Dear World / ZAQ
33. Seven Doors / ZAQ
34. OVERDRIVER-ANISAMA Remix- feat.motsu / ZAQ feat. motsu
35. SURPRISE-DRIVE / Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE
36. re-ray / Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE
37. ジョジョ~その血の運命~BLOODY STREAM~STAND PROUD / JO☆STARS ~TOMMY, Coda, JIN~
38. ジョジョその血の記憶 ~end of THE WORLD~ / JO☆STARS ~TOMMY, Coda, JIN~
39. believe / Kalafina
40. ring your bell / Kalafina
41. One Light / Kalafina

生で歌声(ハーモニー)を聴くのは久しぶり。光り物なんぞ振り回さず、クラシックコンサートのように歌声だけが響き渡る状態で聴いてみたい。そういえば、Kalafina のライブは光り物厳禁でしたな(^。^)

アニメタイアップでないが、NHKの『歴史秘話ヒストリア』のテーマ曲も生で聴いてみたいものだ。

 

42. DAWN GATE / GRANRODEO
43. Punky Funky Love / GRANRODEO
44. サマーGT09 / GRANRODEO
45. メモリーズ / GRANRODEO

予想通り大トリは GRANRODEO なんだが、何をしたかったのかサッパリわからない。アニサマなのにノンタイが2曲。水着のダンサーさんが登場して、中央奥では巨大なワイングラスに入って行水。「3次元の女もいいだろ?」に加えての下ネタ発言。水着のダンサーさんを並べる演出は何を狙っているのだろうか?

アニサマにノンタイを持ってくるのは、かつてのみのりんがそうだったので、それを理由に苦言を呈することはしない。とはいえ、3日間のオーラスなんだから、ド定番いいから盛り上がって締められる曲を持ってきてほしかった。

 

46. ハジマレ, THE GATE!! / アニサマ2015出演アーティスト

 

アンコール

出場アーティストが1組ずつ現れて、一言ずつ挨拶する形式。今年からだろうか、この形式は。全員が一度に集まってから一言ずつ挨拶するのはダレてくるし、時間がかかってしまうような錯覚がある。挨拶しているときに他のアーティストが茶々入れすることがないので、この形式を続けてほしい…

……と思う。が、来年以降、私はアニサマに参加したいと思うだろうか?

 

キングの大物は出演しなかったが…

6月に KING SUPER LIVE が開催されたためか、キングレコードの大物アーティストがアニサマに出演しなかった。

ツアー中とはいえ、日程の空いているお奈々さんが不参加、
直前にゆかたんライブをしたゆかりんも不参加、
アルバムを発売してタイアップもあるのに出演しなかったほっちゃん。
一方で、ゆいかおりは出演していましたな。

 

アニサマは集客目的の大物と、大会場でライブのチャンスを与える若手との2層構造でよくないですか? むしろ、ここ1~2年のアニメタイアップを歌った若手をどんどん起用して、ファンの拡大の場と捉えた方が、今のアニサマの客層には合っているかもしれない。

若手が育って大会場を埋められるアーティストに成長していけば、今度はそこが集客目的の大物になり、その次の若手が目に触れる機会を増やしていく。

 

各レコード会社が独自のフェスを開催しているから、キングもそれに倣ったんだと思う。あのキンスパのラインナップ(特に懐かし枠)を毎年続けるのはかえってマンネリ化するから、主力アーティストでイベント開催してくれたらアニサマを警戒しないで済むから楽になる。

アニサマは「and more …」で出演者を出し惜しみするのが姑息である。出し惜しみは期待より反感の方を招く。最初に全員公表してしまった方がチケットは売れると思うのだが…… 後出しで見たいアーティストが発表されても既に先行チケットは終了し、糞席か転売屋からしかチケットを入手できない状況では好感を持つほうがありえない。

 

帰途

規制退場で足止めを食らうのを避けるため、アンコールを少し残して退出。来年も8月最終の金土日ですな。打ち上げなどは無しで早々に電車で帰宅。これで2015年の夏のイベントが一通り終わった。

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