茅原実里シンフォニックコンサート-Reincarnation- レポ

茅原実里
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GWの振替休日となる5月6日はNHKホールにて「Minori Chihara Symphonic Concert 2015 -Reincarnation-」へ行ってきました。NHKホールは D-Formation ツアー東京公演以来、3年ぶり5回目。

 

グッズはいろいろと出ているのですが、今回に限りフラッグがないので、重役出勤で16時に現地着。GW 前半の夏のような暑さはなく、風が強くていくぶん肌寒い。グッズ列に列はなく、ノータイムでパンフレットのみ購入。ハードカバーでインタビューも付いて3000円なら良心的な価格といえます。

 

入場

Reincarnation入場

代々木公園でしばしボーッと開場時刻まで待ち、17時半頃に入場。くじ運の悪さか、ファンクラブチケットなのに3階席、それも右端という位置。この埋め合わせは8月のステラシアターでしてもらわないと困りますなぁヾ(^^;ぉぃぉぃ

会場内では CD 物販にて「Reincarnation」を購入。発売日には同時配信のハイレゾ版を買ったのみだったので、円盤をこの機会に購入。買うとオマケで告知ポスターが付いてきたから。特典対象外だったが、キングレコードから出たファーストアルバム「HEROINE」も置いてあった。しかも新品で! 倉庫に残っていたのかな(ぉ

 

客入れの BGM としてクラシックが流れている。何となくデジャヴ感がある(笑

さて、この日はオーケストラが入ってのコンサートというわけで、前半部は着席して演奏と歌をじっくりと楽しみ、後半部はいつも通り(!)のノリで楽しみましょう、と数日前にみのりんのブログで書かれていました。こうして事前に鑑賞態度について告知があるとありがたい。

 

開演

18時02分頃に開演。オーケストラの楽団、バンドメンバー、指揮者の多田さんが登場した後、いつものライブでは着なさそうなドレスを身につけたみのりん登場。後方席からはよく見えなかったが、ジャケット写真と同じドレスだったのでしょうか?

アルバムの曲順と同じく、1曲目は壮大なオーケストレーションから始まる「純白サンクチュアリ」だった。

セットリストはこちら:
01. 純白サンクチュアリ
02. Melty tale storage
03. 蒼い孤島
04. 会いたかった空
05. purest note 〜あたたかい音〜
06. sing for you
07. 優しい忘却
(Contact 13thインスト)

08. Tomorrow’s chance
09. TREASURE WORLD
10. Sunshine flower
11. 詩人の詩
12. 境界の彼方
13. Dream Wonder Formation
14. Paradise Lost -at next nest-
15. Joyful Flower

≪アンコール≫
16. 雨上がりの花よ咲け
17. この世界は僕らを待っていた
18. ひとひらの願い
≪ダブルアンコール≫
19. Freedom Dreamer

 

本編の感想など

生演奏で楽器の数が多いから、何と言っても音の厚みが違う。ふだんの CMB の演奏はそれはそれでいいんだけど、シンセサイザーを使わず、人の手による演奏は暖かみを感じる。NHK ホールという音響効果のよい会場なのもよい選択。本来コンサート会場ではない武道館ではそうはいかない。

管楽器系が入ったのも良かった。NEO FANTASIA ツアーのファイナルではブラス隊が入ったのですが、この公演に私は参加できず、Blu-ray で見たのみ。管楽器をどうアレンジするのか聴きものであった。(…が、アルバム未収録の曲についてはしだいに忘れていくので、早期の映像化、CD化を希望したい)

忘れていく…とは言ったものの、衣装替えでの Contact 13th のインストは鳥肌ものだった。原点回帰と銘打って制作した、デジタルサウンド中心のアルバム「D-Formation」からの「Dream Wonder Formation」がまさかのオーケストラアレンジになるとは! この曲でも管楽器がいい味を出していた。

 

バンドメンバーには、ドラムのガンちゃんとキーボード(バンマス)のケニーが久々に復帰。武道館で登場しているから久々とは言えないかもしれないが、始めから終わりまで演奏するのは久しぶり。奏者の違いを聞き分けられるほど立派な耳は持ってないが、初期の CMB をリードしてくれたこの2人がいてくれるのは嬉しい。ちなみに、ヴァイオリンの大先生はコンサートマスターという位置づけ。

 

衣装替えを挟んで 8曲目の「ともちゃん」から後半部。これまで抑えられていたかのような熱気がここで堰を切った。全員立ち上がって、手にはペンライト。いつも通りに戻った(笑

舞台のあちこちに多色で光る棒が配置されていて、これは CD のジャケット写真を思い出させるような光の柱である。ジャケットはオレンジ一色しか写ってないが、こちらは多色である。パンフレットにも書いてあったように、オーケストラの楽団の方々は客席が光る様子を見てどう感じたのだろうか?

 

本編ラストの「Joyful Flower」は白を振りたかったのだが、電池切れで白が黄色になってしまった。どうにもバツがわるいので、念のために持ってきたフラッグを振った。使わないだろうと思っていたが一応持ってきてよかった。

 

アンコール

アンコールでは CMB のみが登場して、オーケストラの楽団と指揮者の多田さんは登場せず。どうにも中途半端なので、これで終わるはずはないだろうと思っていた。

アンコール2曲目の「この世界は僕らを待っていた」でやってしまった! 河口湖のライブではしばしばやってしまう、歌の入るところを間違えるという失態ヾ(^^;ぉぃぉぃ

 

アルバムにはなく、意外な選曲だったので「おおーーーっ!」とリアクションするお客。歌い直しで2回目になるところでも、アドリブで空気を読んで、適切なリアクションをするお客GJ(笑

 

そしてダブルアンコール。やっぱり最後に全員集合しないと締まらない。ここで多田さんからみのりんにサプライズ。多田さんが描いたみのりんの絵をプレゼント。かわいく描けていて、玖珂つかささんの描く絵にどこか似ている。

 

ただ、欲を言えば、アンコールは拍手だけにしたかったな、と。最初こそ拍手のみだったのだが、どこからかシビレを切らしたのか、いつもの「アンコール!」コールになってしまっていた。手拍子を揃える必要もなく、鳴り止まない拍手をもってアンコールとしたかった。

 

告知

TOKYO FM のラジオ番組などで既報の通りだが、8月1日と2日に毎年恒例の河口湖での野外ライブ「SUMMER DREAM 3」が開催決定。”3″なのでサマキャンにならって 3days と期待させたかもしれないが、「3days はもうしません。疲れちゃった」とみのりん。たしかに 3日間は参加する方も疲れる。ちょっと足りないくらいがちょうどいい。

 

そして、この日のコンサートは映像化予定とのこと。カメラも入っているし、セットリストを見ると、アルバム未収録の曲がオーケストラアレンジになっている。これらの曲を特典 CD として付ける予定、と齋藤P は考えているみたい。

Reincarnation の映像化はいいとしても、両国ライブと10周年の武道館の映像化は??? 両国はともかく、武道館の映像化の告知がないのはおかしい。2度目の武道館ライブこそ、みのりんの10周年の集大成ではないのかな。映像化を切に望みたい。

 

終演

「サンフラ」があって「フリドリ」で締めると、気分はもうサマドリだ。後半部でしっかり運動して、終演は 20時49分頃。アルバムの収録曲数が11曲しかないので、同じ曲を2回やるかもと思っていたのだが、そんなことはなく、3時間近い公演だった。

時間が押していたのか、テンパっていたのか、忘れていたのか、マイクなしでの「みんな〜、だーいすきっ!」がなかったなぁ(^_^;) もしかして、トリプルアンコールありなのかという期待があったが、無情にも「本日の公演はすべて終了しました」というアナウンス。

 

そうしょっちゅうやれるコンサートではないと思うが、再演でも構わないので、またオーケストラライブを見てみたい。今度はもう少しいい席で(笑

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