11月3日の日曜は「井上喜久子17才(ぉぃぉぃ 声優生活25周年記念式典~じくうを超えて~」に参加してきました。
もはや「引き算」がなりたたないヾ(^^;ぉぃぉぃ
チケ代は15000円というチョイとお高め。というのも、式典2時間、立食パーティー2時間をホテルの宴会場でやってしまおうというもの。まぁ…ファンクラブ会員は 17% 引きでした。
ぶっちゃけ言うと参加は迷っていたのですが、発売後1週間で残席わずかとアナウンスがあって焦りました。また、11/3に他のイベントとかぶりそうもないこと、かすみお姉ちゃんやエレクトラさんからの者としてこの25周年の場を見届けよう、と思い参加しました。
会場は銀座のホテル。
ロビーに行くとスーツ姿が少なからず。来場案内には「平服でおいでください。ネクタイは目立つかも」ってあったのに、ネクタイ着用でも目立たない。
私は襟のあるシャツにノーネクタイにジャケット。要は、この時期の普段着であり、仕事に行くときの服装です。
周りを見ると、昔から応援しているようなベテラン勢が多そう(^^ゞ スーツ姿だと一見ファンなのか業界関係者なのかわからない。
自分も別なイベントでスタッフに間違えられたことがあるので、そういう年齢(風貌)になっているということか。
ロビーではストリングスバンドがお姉ちゃんゆかりの曲を演奏。「しあわせが加速する」はわかるが、「Shooting Star」はKOTOKOやんか。
会場となる宴会場の隣で物販。いままでのおしゃべりCDを全部集めたセット。
収録時間は25時間だって。
らんまの頃からのを収録したので、一番古いのはやっぱり25年近く前w ただ…調べてはないがほとんど全部持っているはず。なので購入意欲がわかない(ぉ
第1部 記念式典
整理番号順の指定席に座って数分すると、開演。番号は後ろでも中心部でいいポジションでした。
司会はアニメに詳しいとあるお方。ある番組で司会を務め、アニオタぶりが披露され絶賛されたのであった。
最初に、株式会社オフィスアネモネ代表取締役、弥生お姉ちゃんの挨拶。(お姉ちゃんのお姉ちゃん。つまりお姉ちゃんは妹なのです)
そして本日の主役、お姉ちゃん登壇。衣装は深紅のドレス。…なんか、お弟子さんのニューシングルのジャケ写の衣装と似てないか?
なにはなくとも、まずは「おいおい」
おいおい扇子の装備率高し(笑
お姉「新人の頃は右も左もわからず、渋谷の新宿の区別もつかず…でも今は笑ってやり過ごす技を身につけました」
最初のコーナーはクイズで、25年間でお姉ちゃんが演じたアニメキャラの数は?
100~200、200~300、300~400(500だったか?)の三択に分けて、お姉ちゃんと観客に挙手させる。
正解は 354キャラ。外画で声をあてた人の数は 246人。その他ゲームキャラが300あまり。合わせて1000人(キャラ)近い声をあてていることになります。
朗読コーナー
続いて朗読コーナー。「これが井上喜久子の本領発揮です」と司会者。
これはお姉ちゃんが演じたキャラ(のそっくりさん)が次々と登場し、各キャラの声で朗読していくというもの。話を作ったのは弥生お姉ちゃん。
なぜそっくりさんなのかというと、キャラを会場左右のスクリーンに投影する都合上、ホンモノのキャラでは大人の事情でまずいのである。
ストーリーは「たまごさん、たまごさん…」と、ああっ女神さまっのベルダンディーがケーキを作り始めます。その間にいろんなキャラが登場していきます。
ぶっちゃけ、ストーリー性はあまりありません。次々とキャラが登場して、その声で朗読していくところが見もの(聴きもの)なのです。
ケーキ入(ニュー)スプーン
朗読を終えて、次は「ケーキ入(ニュー)スプーン」のコーナー。
ケーキ入刀に非ず、ケーキ入スプーンとは何か?
ケーキを切り分けず、大きなスプーンですくって食べたいというお姉ちゃんの願望を叶えるための企画。さっきの朗読がケーキを作る話だったのは、ここにつなげるため。
ウェディングケーキのようなでかいケーキが登場して、これまたでかいスプーンでケーキをすくって口に運ぶ。
あのう…もう食べることに夢中でトークがおざなりですヾ(^^;ぉぃぉぃ
この辺でほっちゃん話。
お姉「ほっちゃんは堀江由衣ちゃんのほっちゃんじゃなくて、うちのほっちゃんのほっちゃん」
お姉ちゃんの一人娘、ほのかさんのこと。1998年2月生まれの15歳。イベントのアンコールパートで「ほっちゃん話」と称して、愛娘の成長をファンに報告するのが乳幼児の頃から続いている。
お姉「もうすぐ同い年になります。いまからドキドキ。元気に高校に通っています。」
2016年2月には娘のほっちゃんは18歳になってしまうぞ。17才教は年下になってしまうぞヾ(^^;ぉぃぉぃ
お祝いメッセージ その1
お姉ちゃんは一端引っ込んで、左右のスクリーンでお祝いメッセージ その1。
中原麻衣さん・清水愛さん
おねがいツインズで共演。
(めっちゃしゃべるんであんまり覚えてない…)
日髙のり子さん
らんま1/2、ふしぎの海のナディア、サクラ大戦といった、ともに代表作となる作品で共演。
「まだ新人の頃はふしぎちゃんで、どう話を振っていいかわからなかった。もしかしたらお笑いのネタをもっていたのに、それを拾ってあげられなかったのならごめんなさい。
今でも先輩と呼ばれていますが、ここまで来るともう先輩後輩の間柄じゃないですよね♪」
(めっちゃしゃべる)
ライブコーナー
ステージ上にはバンドメンバーが待機しています。ここからはアコースティックライブ。
バンドメンバーは開場前にロビーで演奏していたメンバとは異なります。3月17日のふんわりライブでのメンバと同じらしいです。
# 教祖と弟子でライブの日が重なる(゚Д゚)
セットリストはこちら:
01. あなたが傘をひらいたとき (1994)
02. 優美なおさかな (1994)
03. チョコレートのうた (1994)
04. あなたのために出来ること (1995)
05. 明日は明日 (1999)
06. きみ (2000)
07. すき (2002)
08. がんばって負けないで (1994)
09. ありがとう (2002)
1995年のサードアルバムまでの曲がめっちゃ懐かしい。1994~1997年がお姉ちゃんの曲を最も聴いていた時期だろう。昔取った杵柄というか、どれを聴いてもよく覚えている。
お祝いメッセージ その2
堀江由衣さん
「17才教の一番弟子、堀江由衣です。
ミス・モノクロームで共演させてもらっています。ミス・モノクロームがあこがれるスーパーアイドルKIKUKOを演じる喜久子さん。
そんな喜久子さんに私もあこがれます。喜久子さんのような素敵な人に私もなりたいと思います」
(モノクロちゃんの話が多め)
水樹奈々さん
「2つ憧れていることがあります。一つはあの綺麗なプロポーション。もう一つは役に対する真摯な態度。
最初に出会ったのは20歳のとき、アフレコ現場で『かわいい子がいる』と声をかけてくれたのが嬉しかったです」
(テンション高めでめっちゃしゃべる)
ノン子さんとほっちゃんは、ほぼ間違いなくこの式典に関わってくると思っていました。
ノン子さんは「お姉ちゃん」という呼称の名付け親。らんま1/2のイベントで、まだ全然トークができないお姉ちゃんに、「はい、次はお姉ちゃん」と話を振っていたのが思い出されます。
ほっちゃんは17才教の精神を一番忠実に受け継いでいる方だろう。
(井上さんのように、堀江さんにもツッコミはないんですか、というラジオのリスナーからの問いに) 「井上さんには(「おいおい」という)ツッコミがあるのかもしれないけど、私は17歳なんだから、そんなツッコミはいらないの」と天使のたまごで言っていましたヾ(^^;ぉぃぉぃ
じくう超えの儀式
お祝いメッセージが終わって、司会者再び。
「これまでは前座です。申し訳ございませんが、ライブパートも前座です。これからが式典の本番と言っても過言ではありません。お姉ちゃんがじくうを越えます」と。
これからじくう超えの儀式です。
「じくう」と書かれた大きな障子紙をお姉ちゃんが突き破ります。
リハなしのぶっつけ本番らしい。後ろから紙をつついてもなかなか破れません。ヘルプが登場して紙を霧吹きで濡らします。
なんとか突き破って時空超え成功。これであと5年、10年経っても17歳でいられる?
この「じくう」の字は式典が始まる前にお姉ちゃん自らが書いたとか。
じくうを超えの最初は、現在放送中の「ミス・モノクローム」でお姉ちゃん演ずるスーパーアイドル KIKUKO の歌をフルコーラスで歌います。
10. Endless Seventeen (2013)
ここでわずかでも、ミス・モノクロームの中の人が登場することを期待した私は残念な大人ですヾ(^^;ぉぃぉぃ
しかしながら、この場でこの曲をフルコーラスで聴けるとは全くの予想外だった。
第1部お開き~待機
第2部の立食パーティーに模様替えのため、物販部屋で待機。
メイド衣装の売り子さんたちの売り込みが派手(^^ゞ
グッズに行列はできていません。チラホラと買う人がいる程度。おしゃべりCDのセットとグッズの全セットはお帰りのときに商品引換なので、すでに買っている人が多いのか。それとも財布の紐が固いのか?
参加者同士が話をしている姿は少なく、大多数の人がぼっちの模様。NIFTY-Serve 声優フォーラムに出入りしていた人がいないか探したのですが、自分が見る限り知人は一人もいなかったみたい。
「同窓会」ができるかと期待していたのですが、それは叶わず私もぼっちでした。
売り子さんたちはオフィスアネモネ所属の若手なのだろうか? 2人ほどかわいらしい子がいた。小顔で長い髪が綺麗だった♪
第2部 立食パーティー
30分ほど物販部屋で待機して、18時半に第2部の立食パーティーへ入場。ドリンクをもらってしばし待つ。ビールや水割りといったアルコール類もあり。
大多数がぼっちなため、歓談の声が聞こえることなく、物音やスタッフの声が目立っていました。
2部の司会は、4週間前にバラの花束で叩かれたワッシーこと鷲崎健。声優系イベントの司会ではおなじみ。
お姉ちゃんはメイド姿で登場。1部で語ってましたが、今後の目標としてメイド喫茶をやりたい、と。それはメイド喫茶の経営ではなくて、メイドとして接客したいらしいです。なんでも、おもてなしの精神に憧れるとか。
ドリンクが全員の手に渡ったところで、お姉ちゃんによる乾杯の音頭……のはずが、
お姉「えっ、何で乾杯するんだっけ?」
……あなたの25周年記念でしょうがっ!ヾ(^^;ぉぃぉぃ
みんなが壇上後方にあるこれ↓を指さす。
お姉ちゃんによそってもらおう!
第2部の目玉は、「お姉ちゃんによそってもらおう!」
事前に告知されていたのですが、お姉ちゃんが一人ずつに唐揚げをよそってくれます。(またの名を配給という(ぉ )
チケットの番号順に呼び出されて、唐揚げを1個ずつ皿に盛ってもらいます。そのとき若干お話ができるのですが、さくさく進みすぎて予定していた時間を相当に前倒しで終わってしまいました。
全員に配っても唐揚げはまだ残っており、招待客の方々も呼ばれていました。
スタッフ会議では所要時間を見積もるために、過去の握手会の実績や、他の声優さんのイベント実績を集めたそうですが、これまで誰一人として唐揚げを配った声優はいなかった!
ワッシー「これで唐揚げの実績ができた」
「ご歓談ください」と言われても、やはりぼっちが多数なので、話に花が咲くという光景はあまり見られなかったと思う。
そして料理に並ぶ人・人・人……
立食パーティの残念な点としてよくあるのが、給仕が遅いとか、料理が足りてないということ。何千円も参加費を払ってこれでは悲しい(;。;)
しかし、料理をほとんど取れずドリンクだけで終わってしまった風にはならなかった。2皿取って、デザートを1皿。十分食べたとは言えないが、300人集まったパーティとしては量があったと思う。
パーティ後半は、招待客からの祝辞……というのは仮の姿で、実際は商品やサービス、イベントの告知。
臓物擬人化ユニット「mo2」(モツ)が今日の式典のお手伝いに来ていました。臓物擬人化なんて初めて聞きましたが、今度の mo2 のイベントでお姉ちゃんが「心臓」役としてゲスト出演するそうです。そのご縁でのお手伝いでした。
プレゼント抽選会
「祝辞」のあとはプレゼント抽選会。
チケット番号の書かれた紙の入った箱でくじ引き。賞品はこの式典のために特別に作ったポスター(サイン入り)です。ロビーに貼る予定だったのですが、制作が間に合わずに、スタッフ・出演者も含めて誰もまだ見たことのないポスターヾ(^^;ぉぃぉぃ
これをドーンと30名にプレゼント。
そしてさらに1名の方には「お姉ちゃんとのお茶会」権利!
マネージャー同席でスケジュールを決定させていただきます、と。もし関東以外の遠方の方に当たっても、なんとか調整しますというとんでもない賞品。
こんな賞品が発表されたら、もう頭の中はお茶会が当たった場合を想定してグルグル回る。当たったら当たったで、「どうしたらええんやろ?」という『どうしよう仮面』がやってくるのである。
…順に当選番号が読まれていきます。
…で、全部読み終わりましたが、そんな『どうしよう仮面』は杞憂に終わり、お茶会はもちろんのこと、1/10 の確率で当たりそうなポスターも外しました。
お茶会が当たった人は都内在住でした。お姉ちゃんは出張せずに済みました。
宴もたけなわとなったところで、ラストの1曲
11. 僕らの味方だ、お姉ちゃん
を歌って第2部もお開き。
最後は出口のところでお姉ちゃんからお土産のお渡し会。おしゃべりCDセットを買った人は商品のお渡しも。
お渡し会が進む中、なぜか突然始まったワッシーの撮影会。
会場に残る人が少なくなったところで退場の列につく。お姉ちゃんと少しお話しできて、お土産を受け取りました。会場を出たのは20時50分頃。
お土産はこちら
卒業証書が入っていそうですが、中身は「感謝の喜もち」という和菓子と感謝状でした。まだ食べてないですが、賞味期限は13日まで。
お姉ちゃんは変わらずグダグタ……いやマイペースでした。
しかし、全然トークができなかった頃や、1995年にラジオ番組を持ったときに話す内容まで全て構成作家が書いていたことを踏まえると、25年も経つと人って変わるんだなと。
サプライズもあり、参加してよかったです。Endless Seventeen の発売を期待!
おしまい!
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