茅原実里ライブ2017 SUMMER DREAM5 3日目 参加レポ&感想

茅原実里

8月6日は毎年恒例のみのりんの河口湖ライブ「MINORI CHIHARA LIVE 2017 SUMMER DREAM 5 ANNIVERSARY STAGE 100!!」(サマドリ5 の3日目)に参加してきました。

今年は2011年ぶりの3日間開催で、最終日となる6日は単独ライブ通算100公演目となります。前回の 3days では、疲れたからもう(3日間は)やらないということだったのですが、100公演に合わせるためなのか、初日は体力を消費しなさそうなアコースティックライブでした。

私はと言うと、これまで SUMMER CAMP 以来8年間、全日程参加を達成し続けていたのですが、今年は諸々の事情により、最終日のみの参加としました。Twitter の TL でサマドリの話題が流れているのに自分が現地にいないという感覚は違和感がありましたが、致し方ありません。

 

タイミング的に話題として避けられないのは、7月22日の週刊文春によるみのりんに対するスクープであろう。ライブを直前に控えているのに、こういうネタはあまりいい影響を及ぼさないのではと思っていました。もしかしたらライブがドッチラケになってしまうのではということを危惧していました。

しょうもないメディアのせいで話題になってしまって、今年のサマドリはどうなるのか、自分の参加レポを元に振り返ってみたいと思います。

 

9年目の河口湖ステラシアターへ

進みの遅い台風5号が九州南部をウロウロしていて、関東方面への影響が懸念されていました。例年以上に天気予報がどうなるのか気になりました。

6日の東京の天気は雨は降らなさそう。まずは新宿へ向かって10時04分発の特急あずさで出発。大月で富士急行線に乗り換えて、12時半頃に河口湖駅に到着。少し前にみのりんが駅に来ていたようで、電車の乗降客以上に人がいたように思えた。

到着時の天気は晴れ。涼しい風を感じることなく、思ったより暑かった。

 

タクシーでホテルを経由してからステラシアター入り。TL で知ってはいたが、「テロ厳重警戒」と掲示した警察車両が停まっていた。いままで警察が来ることはなかったと思うのだが…人が集まるところでは警察がピリピリしているのか、それとも事件になりそうな「厄介」が出たときに備えて警備のために来ていたのか……

 

昼飯を食ってないが、まずは何はなくとも桃だ。大きさ「中」は売り切れていて、300円の「大」しか残っていなかった。「もも 食べる なう」

 

天候は晴れと曇りと雨が入れ替わりやってくる。天気雨みたいな雨で、傘が必要なところまで降らないのは助かった。みのりんと雨男のチャンババが小競り合いをしていたのであろうか。

 

14時10分頃、私が一般参賀と呼んでいる公開リハーサル。みのりんとバンドメンバーが客席2階後方の出口に現れて旗曲の練習。3日目は「Lush march!!」だった。長いもので、この曲が最初の旗曲として誕生してから9年目、つまり河口湖ライブと同じ年数を持つ。

みのりんとバンドメンバーはこの曲で引っ込んだが、続く公開リハは「Freedom Dreamer」だった。

 

その後は、会場前の広場を歩き回っていると、久しぶり(数年ぶり?)の知り合いと会ったので、開場時刻までしゃべくり。

 

ライブ本編

3days のうち1公演だけ参加する今年の席運は2Cブロックの中程。ちょっとイマイチかなと思ったが、2Dブロックに近い中心寄りだったので、ほぼ正面と言ってよかった。

毎年8月になると来るこの会場。見慣れた風景であるが故に、開演前の緊張感は感じないが、「ああ、また1年経ったのか」と月日の経過の速さを感じるのであった。

 

スタッフによる注意事項説明を終えて、16時36分頃開演。公開リハでも歌った「フリドリ」で通算100公演目となるサマドリ5 最終日が始まった。

 

セットリスト 3日目:

01. Freedom Dreamer
02. KEY FOR LIFE
03. Prism in the name of hope
04. 恋
05. 夏を忘れたら
06. ピーカンVACATION☆
07. 灼熱PARADISE

08. NEO FANTASIA
09. Dears〜ゆるやかな奇跡〜
10. 会いたかった空
11. Awakening the World
12. 雨上がりの花よ咲け

13. TRESURE WORLD (ここから CMD 登場)
14. SELF PRODUCER
15. Best mark smile
16. Sunshine flower

≪アンコール≫
17. everlasting…
18. Contact 13th
19. HYPER NEW WORLD

≪ダブルアンコール≫
20. 純白サンクチュアリィ
(花火、記念撮影)
※20時05分頃終演

 

100公演目だからそれにちなんだ特別なセットリストというわけではなく、いつものサマドリを思わせる夏向けのセットリストだったと思う。その分、聴き慣れた曲ばかりで、構えることなく楽しめたと言える。

ただこれは見方を変えれば、定番曲とレア曲との歌唱機会の差が広がっているといえるかもしれない。(歌唱機会の差が広がっているのは、みのりんに限らず誰でもそうか…)

 

私がみのりんのイベントに行くキッカケとなったアルバム「Contact」と「Parade」(とその頃に発売されたシングル)からの選曲がやや多めなのは嬉しいところ。「Dears〜ゆるやかな奇跡〜」や「雨上がりの花よ咲け」はその一例。

ああ、そういえば、今年は中盤のスペシャルコーナーがなかったな。その分、2日目と3日目で曲目を多めに変えてきていると思った。

 

MC では100公演を迎えられたことの感謝について触れられていました。ファンの応援があってこその100公演達成で、その応援に応えられるようにこれからも歌っていきたい、と。

100公演というのはアニサマのようなフェス系ライブの出演は含んでいない。すべて単独公演によるもの。最初の公演が2007年の誕生日なので10年前。単純計算で1年に10公演を開催してきたことになりますね。

100公演のうち、2割の20公演が河口湖ライブ。ステラシアターでの開催回数は MISIA さんを上回っているそうだ。

 

バンドメンバーの紹介はみのりんの衣装替え中に丸投げ。CMB だけのステージとなった状態で、ギターのチャンババから順にマイクを回す。

3日目だけ参加だと、初日から仕込まれたネタがわからず、少し置いてけぼり感があった。チャンババの「サイテー」とか、ベースのしんちゃんの「声が小さい」ネタがそれ。

ドラムのガンちゃんからは、みのりんの父親について言及あり。すると関係者席にいる父親が客席に向かってお辞儀。ふつう関係者席に誰がいるかは触れないものだが、話題にできてしまうところがサマドリのフリーダムなところだろう。

 

みのりんからは「ふみはる(文春)許すまじ」と、公演前日のバーベキューにジンギスカンを持ち込んだことが触れられた。

「ふみはる」のネタは既に TL で流れていて知っていたのだが、私はこれで安心した。この記事の冒頭にも書いたように、文春ネタでドッチラケになってしまうことを危惧していたからであった。

ところが、みのりん自身がギャグに変えてしまったことで、腫れ物に触るような状態にならずによかったと思う。

「ゴールインしたわけじゃないから放っておいてほしい」…その通りで、タレントのゴシップを追いかけている時間があれば、政治権力の闇を暴くスクープとかを報道しろよと強く思う。ゴシップはしょうもないゴシップ週刊誌に任せておけばよい。

 

旗曲は2日目の「Lush march!!」と変わって、「Best mark smile」か……最近では『みのり先生の旗振り講座』がすっかりなくなってしまった。みのりんのライブにしょっちゅう来ている人にとっては既知のことかもしれないが、お初の人にはハードルが高いのではなかろうか。

最初の頃みたいに何度も練習をする必要はないだろうが、1回か2回はあった方が初心者に優しい。初心者じゃなくても「Lush march!!」以外は一部を忘れていたりするヾ(^^;ぉぃぉぃ

 

ダブアンに回った「純白サンクチュアリィ」は100公演で1回も欠けることなく歌われた楽曲。決してセットリストから外さなかったことから、みのりんのこの曲に対する思いは特別なんだろうな。

野外ライブとなるサマドリでは、日没後になる終盤以降に持ってきてくれた方が、自然の暗転で白いペンライトが映える。日没前のフラッグ振りでは「純白」の白一色に合わないと思う。100公演目のダブアン、つまりラスト曲に持ってきたのも何か特別感を出したかったのであろうか。

 

まとめ

3days のうち最終日のみの参加だったので、ぶっちゃけた話、モチベーションはあまり高くなかった。行く前は、東京から河口湖までの道程をすごく遠く感じていた。

ところが、河口湖駅に到着して横断幕と等身大POPを撮影し、会場に移動して桃を食べると、なぜか気分が盛り上がってくる。

そしてライブが始まって、旗やペンライトを振ったり、コールしたりジャンプしたりすると、1日だけとはいえやっぱり来てよかったと思うし、また来年もあればこの地に戻ってきたくなる。これが都内近郊のライブ会場では「戻ってくる」という感情にはならないだろう。

 

100公演目はもちろんゴールではなく通過点だ。みのりんも、このまま200公演、300公演と続けていきたいと言っていた。

その一歩となる101公演目と102公演目が年末に決まった。ライブが決まるのは嬉しいことだが、私は何か新しい「材料」がほしいと思う。

告知コーナーに新曲の発表がなかったことを悔やむのは贅沢だろうか? 新曲の予定がないなら、何かアニメに出演する情報がほしいところである。

女性声優が多数いる中、アニメ声優の仕事を取るのは難しいかもしれないが、我々に見える形で仕事の成果を見たい。blog に書かれている仕事と、我々に見える仕事との対応が見えないと思うのは私だけだろうか。公式のツイッターではみのりんの活動を細大漏らさず告知してほしい。

 

来年は河口湖ライブ10年目になる。100公演目と同じくらい10年目も一つの節目になるに違いない。来年の8月もまたこの地で再会できるようでありたい。

ちなみに、私は100公演中、55公演参加でした。

 

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